「今からが本番」熊本豪雨4年 復興への思い新たに

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  • Опубліковано 3 лип 2024
  • 熊本豪雨から4年となった4日、復興への思い新たにしました。
     熊本豪雨で25人が犠牲となった熊本県球磨村では、庁舎に献花台が設けられ、黙とうが捧げられました。
     大岩正明復興推進課長
    「1日も早い復旧と復興が果たせるように私たち役場職員として頑張っていかなければならないと思って献花をしました」
     村職員の大岩正明さん。特別養護老人ホーム千寿園で母を亡くしました。これまで、村の福祉に携わる部署で、千寿園の再建にも携わってきました。
     今年4月からは、村の復興に携わる部署で村の賑わい創出などにも関わります。
     大岩正明復興推進課長
    「これからは村全体の復興を考えて頑張っていかなければならない、新たにそういう気持ちで4月からつとめさせていただいています」
     球磨村の神瀬地区では追悼法要が行われ、犠牲者を弔いました。この地区では土石流や川から氾濫した水で甚大な被害が出ました。
     今は最大で2.9メートルの宅地かさ上げが進められています。4年の月日と目に見えて変わる地区の様子は、これからを考えるきっかけになっているといいます。
    住民
    「(4年たって)災害を振り返るようなゆとりができるようになった。あーだったな、こうだったなって。その時は夢中だったから、生活の方も、日々が戻りつつあるかな」
    「4年たって、今やっと始まったという感じ。かさ上げをしているが、今からが本番。(自分たちが)何もしない行政任せでもダメ、住民が立ち上がらないと」
     国土交通省八代河川国道事務所によりますと、球磨川流域で進むかさ上げと輪中堤による治水対策については、31カ所中17カ所の工事に着手し、来年度中の事業完了を目指しています。
     熊本豪雨では6市町村の67人が犠牲となり、今も2人の行方が分かっていません。
     また、各地で災害公営住宅の整備が進み、生活の再建が進む一方で、6月末時点で、217世帯412人が仮設住宅など仮の住まいでの生活を続けています。

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