飛行機を作りたい!本田宗一郎の夢を叶えた男 【Mr.ホンダジェット藤野道格氏 Part2】事業化成功のポイントを語る!【米倉誠一郎の部屋 ~ POWER TO THE PEOPLE ~】
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- Опубліковано 11 гру 2024
- 現在もアメリカを拠点に活躍中で、かつてライト兄弟(弟のオーヴィル・ライト氏)、リンドバーグ氏、そしてウィリアム・ボーイング氏(Boeing社創業者)なども受賞した航空業界で最も名誉ある賞「ダニエル・グッゲンハイム・メダル」を受賞された「Mr.ホンダジェット」こと藤野道格さんが久しぶりに日本に帰国!そのタイミングで「米倉誠一郎の部屋」にも無理を言って、遊びに来てくれました!(さすが米倉教授!)
これまでに230機以上が販売され、トム・クルーズ氏らハリウッドの超セレブリティが保有し愛用される「ホンダジェット」の開発責任者(ホンダ エアクラフト カンパニー社長兼CEO)として米国市場を中心に活躍されてきた藤野さん。実際にお会いし、お話をお伺いしてみると、非常に謙虚なお人柄は魅力的で、米倉教授の質問攻撃にも、ユーモアと専門性を交えながらも分かり易くご紹介いただきました。設計と車が大好きだった少年時代の話(卒業作文の内容は圧巻の一言/エピソードはPart3に収録)、ホンダに入社し順風満帆ではなかった航空機事業部所属時代からホンダジェットの開発、そして生産・販売までの苦労話の数々。さらには飛行機づくりが夢だった本田宗一郎氏やその奥様、そしてユニクロ柳井氏とのビジネス論など、思わず心が熱くなるエピソードが次から次へと沸き上がり・・・。今までで一番長い収録時間ではありましたが、あっという間の楽しいひと時でした。是非、一人でも多くの皆さまにご覧になっていただきたいスペシャル回です!
そしてアメリカで行われる5月中旬の「ダニエル・グッゲンハイム・メダル」授賞式をスタッフ一同、楽しみにしております!
■企画・制作: 株式会社ビジネス・フォーラム事務局
■最新イベント情報: www.b-forum.net/
■収録スタジオ「b.studio」: www.bstudio-bf...
【対談コンセプト】
常識に囚われないオールド・プロフェッサーが今を時めく様々な分野の著名人をゲストに招き
成功の裏の隠れた努力、失敗談、運、そして人間性など普段では聞けない実像に迫る!
閉塞感の漂うこの時代、これからのニッポンの未来を担う皆さんに
「この世界って結構悪くないじゃない」ってパワーと元気と勇気をお届けします!
~ POWER TO THE PEOPLE ♪
ゲスト:
Mr. ホンダジェット 藤野 道格(ふじの みちまさ)氏
略歴
1984年東京大学工学部航空学科卒業。工学博士。2006年ホンダ エアクラフト カンパニー社長兼CEO、2009年本田技研工業(株)執行役員、2016年常務執行役員、2022年技術顧問。NAE(米国工学アカデミー)会員、AIAA(米国航空宇宙学会)フェロー、RAeS(英国航空宇宙学会)フェロー、SAEフェロー。Charles Draper 賞選考委員。
本田技研入社後、航空機の研究に携わり、主翼上面エンジン配置形態、高速自然層流翼など様々な最先端技術を生み出し、世界的ベストセラーとなる小型ビジネスジェット機「HondaJet」を開発、事業化した。革新的な航空機開発により、日本人として初めてAIAAより “Aircraft Design Award”、SAEインターナショナルより “ケリー・ジョンソン賞”を受賞。また ICAS(国際航空科学会議)より航空イノベーション賞も受賞。この3賞を同時に受賞した世界初の航空機設計者となった。2021年には航空分野において最高位のAIAAリード賞、そして運輸技術の発展に貢献したことによりエルマーAスペリー賞を受賞、そして2024年にはライト兄弟、ボーイング、リンドバーグなどが受賞したGuggenheim Medalを日本人として初めて受賞した。さらに米国での航空機産業への貢献が認められ、イーロン・マスクやジェフ・ペゾスなどが受賞したLiving Legends of Aviationを受賞し殿堂入りを果たした。日本においても日本産業技術大賞(内閣総理大臣賞)などを受賞するとともに、インダストリアル・デザイン分野においてグッドデザイン賞金賞を受賞した。
■米倉誠一郎プロフィール
現職、デジタルハリウッド大学大学院特命教授・一橋大学名誉教授・一般社団法人Creative Response Social Innovation School学長、『一橋ビジネスレビュー』編集委員長。職歴、一橋大学イノベーション研究センター助手・専任講師・助教授教授(1982~2017)、法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授(2017~2024)。学外活動では、ソニー戦略室長、プレトリア大学日本研究センター所長兼務を経て、現在、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会会長、㈱教育と探求社社外取締役、インフロニア・ホールディングス㈱社外取締役。NPO法人e-Educationアドバイザー、NPO法人クロスフィールズ・アドバイザー、NPO法人ティーチャーズ・イニシアティブ理事などを務める。一方で、いくつかのベンチャー企業の顧問・アドバイザーも務めている。学歴、一橋大学社会学士(1977)・経済学士(1979)・社会学修士(1981)、ハーバード大学博士(1990)。専攻は、イノベーションを核とした経営戦略と組織の歴史的研究。
著書に、The Japanese Iron and Steel Industry1880-1990: Continuity and Discontinuity (Macmillan)、『経営革命の構造』(岩波新書)、『創発的破壊:未来をつくるイノベーション』(ミシマ社)、『オープンイノベーションのマネジメント』(有斐閣)、『2枚目の名刺:未来を変える働き方』(講談社)、『イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応』(東洋経済新報社)、『松下幸之助:きみならできる、必ずできる』(ミネルヴァ書房)、『シリコンバレーは日本企業を求めている 世界が羨む最強のパートナーシップ』(ダイヤモンド社)、など多数。
趣味はロックンロールとゴルフ。
【学外履歴】
2003年~2004年ソニー株式会社グループ戦略室コ・プレジデント兼務
2004年~教育と探求社非常勤取締役
2010年~Ten Nine Communication社外取締役
2012年~ NPO キッズファン理事長
2014年~ NPO e-Education 理事
2014年~2017年 株式会社アドバネクス社外取締役
2018年~ NPO ティーチャーズ・イニシアティブ理事
2018年~ NPO CrossFields アドバイザー
2021年~インフォルニア・ホールディングズ株式会社社外取締役
■本UA-cam企画・運営会社
株式会社ビジネス・フォーラム事務局:
最新のビジネス動向やクライアントのニーズをとらえたセミナーの企画・集客・運営を行って参ります。中立的な立場から、エグゼクティブ層を対象としたセミナーを20年以上にわたり年間200本程を企画、支援、そして実施しております。
最新セミナー一覧: www.b-forum.net/
ホンダで赤いアロハを着ているのはただ一人。最初で最後のチャンスで言えなかった想いはこの現物で語らせるしかないんですね。本田宗一郎さんの思いはホンダジェットのダニエル・グッゲンハイム賞受賞で英英に歴史に刻まれたのでした。
グッとくるコメント、ありがとうございました!
本田宗一郎も喜んでるよ なんで俺に言わなかったんだよ チクショーって 笑いながら言ってるよ
それにしても凄いね まさか 新規で型式証明取得するなんて そら恐ろしいマネジメント力😅
胸を打たれました。
僕はとある会社で機械の研究、設計やってる人間です。
いわゆる技術オタクで技術にしか興味無いタイプですが、良いものづくりをするためには、もっと視野をスケールさせていかないとダメだなと思うことが増えてきました。
どこかで読んだ記事でVFW614を知ってた上で、それでも翼上エンジンとするために、社内で周りの人を説得していたそうですね。
凄い情熱を感じました。自分も新しい事をするには情熱が最も大切だと思います。
自分の父も寝る前とかふと目が覚めてアイデアを思いつく事があるそうで、常に枕元には鉛筆と紙を置いてたのを思い出しました。
関係無いですが、アロハシャツを着てる人と言われて思いつくのはドラゴンボールの亀仙人とF1ピットレポーターの川井ちゃんですね…笑
藤野さん、F1マシンのデザインされませんか?
明哲な方ですね
本田さんに言ってはダメだと命令した上司の方は、本田さんに直接怒鳴られていた世代の方なのでしょうか。だとしたら、分かる気がします。
ホンダは1960年代F1をやってましたが、その下のF2(エンジン・サプライヤー)もやっていたことは意外と知られていないと思います。イギリスで苦労していたのは後の三代目社長の久米是志氏。最初は勝てませんでしたが、シーズン終盤には勝てるようになり、来年の新エンジンはどうしようかとなったとき、河島喜好氏(後の二代目社長)が言った言葉は「新エンジンの設計はイギリスで全てやってしまえ。日本だとオヤジが口を出して出来る物も出来なくなる」だったそうです。久米氏の返答が「分かってます」(海老沢泰久:F1地上の夢)。
上司の方は、現場をかき回す本田さんの姿がパァっと浮かび上がったんでしょうか。
日本中のレストランで中国製のネコの配膳ロボットが活躍してる様子を見ると、こういうのHONDAが先駆けてやれたんじゃないの?って思うんだよなぁ
そういうの、残念ですよね。
ただ、ホンダは恐らくロボットを事業化ではなく制御技術を取得するためにやってたのかなと。
次のHONDAの時期社長は藤野さんかな?笑
日本を見捨てて航空先進国アメリカに設計や生産の拠点を作ったのはめっちゃ賢いよなあ。
風洞やエンジン設計とエンジン試験は日本ですよ
今も変わらないです
三菱MRJを救ってほしです。
品質の規格を自社に持って、FAA通過のノウハウがないとダメです
MRJはモロに国が絡んでます。過去の経緯でホンダは国が好きじゃないはずなので、自分達でやれないのなら参画しないと思います。
事業的には赤字なのに成功と言えるのだろうか
技術は掛け替えないし、総合力はノウハウで黒字化は必然だと思いますよ!
ホンダは優秀!それに比べて三菱は、、