乙女文楽若手公演ダイジェストpart2「傾城阿波の鳴門」順礼歌の段

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  • Опубліковано 17 жов 2024
  • 出 演:ひとみ座乙女文楽 お弓・山下潤子/ お鶴・鈴木文
    浄瑠璃:竹本素八/ 三味線:鶴澤津賀寿(1993年録音)
    公演日:2022年8月8日~9日 
    会 場: 川崎市総合自治会館ホール
    主 催:(公財)現代人形劇センター
    助 成:文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業
    撮 影:古屋 均
    物 語:
    大阪の町はずれに、十郎兵衛とお弓の夫婦が住んでいました。夫は元阿波の国(徳島県)の武士。主家の宝刀が紛失したため、幼い娘を残して旅に出て、今は盗賊となって刀の捜索を続けています。
    ある日、その家を順礼の娘が訪れます。そのいたいけな姿に、お弓は家に呼び入れ、ひとり旅の訳を尋ねます。身の上をきいてみると、なんとそれは三歳のとき別れた、実の娘でした。
     父母に会いたさに、たったひとりで順礼となって行方を尋ねて旅を続けてきたのです。お弓は名乗って母親と打ち明けたい、という思いでいっぱいになりますが、盗賊となった身では、娘にまで罪がかかることを思い、心を鬼にして名乗らずに故郷に帰るように諭します。しかしそれと知らぬ娘も、しだいにお弓を母のように懐かしく感じ「いっしょに居たい」とすがりつきます。お弓は狂おしい気持ちを押さえて、やっとのことで娘を外へと出すのでした。(本映像の後)あとにひとりになったお弓は、ひとりで帰したことを後悔し「この後どうなっても構わない」と娘の後を追っていきます。
     母娘の切ない情愛を描いた人気演目です。
     <作・近松半二ほか。/ 初演・1768(明和5)年、大阪竹本座>

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