日本平動物園に新たなゾウが来る? 費用は27億円

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  • Опубліковано 12 гру 2024
  • 動物園に新たな人気者が増えるかもしれません。静岡市は、日本平動物園で飼育されている2頭のゾウが高齢化する中、27億円をかけて4頭のゾウを輸入する計画を立てていることがわかりました。
    「ゾウさーん」「ゾウさんこっち向いてー」
     日本平動物園の人気者・ゾウのダンボとシャンティ。長年、多くの人たちに愛されてきました。この2頭に新たな仲間ができるかもしれません。
    <田辺信宏市長>「ゾウのファミリーを招くということ。新たな命が誕生すれば、命の大切さとそこに育まれる自然の雄大さを感じることができる」
     10月21日の静岡市長の定例会見で、ゾウの新たな飼育施設の建設と4頭のゾウを輸入する計画が明らかになりました。早ければ、6年後の2026年にもゾウの家族が動物園の新たな仲間となります。でもなぜ、いまゾウなんでしょうか?
    <日本平動物園 竹下秀人園長>「ダンボ54歳、シャンティ51歳になります。人間でいうと80歳に近い高齢のゾウ」
     これはいまから51年前、日本平動物園が開園した時の映像です。動物園に到着したばかりのダンボが映っています。あれから半世紀、ダンボは日本で2番目の高齢となり、いまや動物園の最古参です。
    <竹下園長>「高齢のゾウを抱え、日本平動物園からゾウがいなくなるのはさみしいこと。今から後継ゾウの準備を始めた」
     ここで立ちはだかったがワシントン条約です。ゾウは絶滅の恐れがるため、研究以外での取引が禁止されています。
    <竹下園長>「繁殖を目的にゾウを導入したい。群れ飼育が基本なので4頭を目安に考えたい」
     そこで静岡市が交渉相手に絞ったのがタイでした。担当者がこれまでに3度現地へと渡り、輸入の条件など交渉を続けてきました。これと同時並行で市が進めてきたのが、新たなゾウ舎の建設計画です。
    <竹下園長>「ゾウ4頭を導入した際の新たな候補地。面積はもとのゾウ舎の約10倍」
     静岡市では4頭の輸入と施設の整備に、あわせて27億円を投入する計画です。ただ、2020年に入り新型コロナの影響でタイとの交渉が滞っていてめどが立っていません。それでも新たなゾウの仲間入りに期待は高まります。
    <来園客>「新しいゾウ見たい、いっぱいいるゾウ見たい。ゾウが増えてくれたらいいシンボルになる」「ゾウ。楽しい」
    <竹下園長>「ゾウは大変人気のある動物で、動物園の顔でもある。ぜひ4頭の導入に向けてがんばっていきたいと思う」
    #オレンジ 10月21日放送

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