濃溝の滝の楽しみ方 【 解説 ハートの光はいつ頃出現するのか?】

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  • Опубліковано 18 вер 2024
  • 太陽の光が洞窟の奥から差し込んで
    水面に映り込み
    横向きのハート形になるのは
    良く晴れた日の朝の
    日の出から1時間20分位経ってからの
    約30分間だけです。
    例えば、9月21日の場合だと
    濃溝の滝の日の出時間は、5時25分なので
    太陽の光が洞窟に差し込んでくるのが
    6時45分頃からです。
    光がハート形になる
    一番良い時期と言われる、
    3月のお彼岸前後(1週間)は、
    太陽の光が洞窟の右側から左へと差し込み
    5月~7月は、
    太陽の光が左側から右へと
    逆から差し込むようになります。
    そして9月のお彼岸前後(1週間)になると
    また太陽の光が
    洞窟の右側から左へと差し込むよう戻ります。
    この時期になると、
    写真を撮りに来る人が凄く増えます。
    Instagramで有名になる前は、
    朝でも、普通に撮影する事が出来ていましたが、
    今は、夜中1時頃には、
    三脚が数台並んでいる時もあります。
    辺りが少し明るくなり
    洞窟が見え始める頃には、たくさんの三脚が並び
    準備する人で一杯になります。
    撮影ポイントは、ロープが張ってある水際から
    すぐ後ろのフェンス迄で2列~3列並び
    40人位でいっぱいとなります。
    光の演出が始まる時間帯に合わせて行くと、
    ポイントに移動する事は困難で
    撮影出来る場所は殆ど有りません。
    洞窟の奥から
    太陽の光が差し込み始めると
    洞窟の左内側が明るくなります。
    太陽が昇っていくに従って、
    少しずつ差し込む光の量が多くなり、
    洞窟の手前左側の水際にある
    ほんの少し出っ張った岩と水面のところに
    太陽の光の先端が一致すると
    横向きのハートの形になり
    季節によっては
    光が十字架の形になる時もあります。
    その後、少しずつ光が奥の方に移動していき
    日が差し込んでから
    30分位で光の演出は終わります。
    良い位置で撮影をしたいのなら
    暗いうちに行くのが良いですが、
    駐車場から濃溝の滝までの
    遊歩道と濃溝の滝周辺には
    外灯が一つも無く真っ暗なので
    懐中電灯などを用意した方が良いと思います。
    デッキから階段を下り撮影ポイント迄は
    岩がツルツルしているうえ、
    水が流れているので滑り易く
    また、
    撮影ポイントは水際なので
    滑らない底の靴、若しくは、
    長靴を履いて行った方が良いです。
    ポケットに手を入れて歩く人、
    ヒールやサンダル履きで、
    歩いていた人が、カメラを持ったまま
    滑って川に転ぶのを何度も見かけています。
    撮影ポイント周辺では、docomoの電波状況が良くなく
    スマートフォンや携帯は繋がらない場合があります。
    撮影ポイントに着いたら、
    どの位置で撮影したら良いか?
    どのように写せるか? ですが、
    大きく分けると、洞窟を正面に見て
    正面から左側と正面より右側からになります。
    洞窟の正面に立つと、
    足元に、縦に伸びる岩の割れ目があります。
    その岩の割れ目から
    左側を「正面側 A」
    割れ目より右側を「側面側 B」に分けました。
    なぜ 正面側 A 、側面側 B に分けたのかは、
    目の前の川の中にある白っぽい平らな岩
    「棚岩」に光の映り込みが
    被るか、被らないかです。
    「正面側 A」の方から洞窟を見ると、
    この棚岩が、前面に広がって見えます。
    ここから撮影した場合は、洞窟の中の
    両側の内面が見えますが、水中の棚岩に、
    光の映り込みが被ってしまいます。
    「側面側 B」の方から撮影すると、
    洞窟の中の右側内面は見えなくなりますが、
    光が水面に映り込んだ時に、
    沈んでいる「棚岩」には被りません。
    洞窟の中、内側の左右内面は見えるけど
    光の映り込みが棚岩に被ってしまうか、
    洞窟の中、右側の内面は見えないけど、
    光の映り込みは棚岩に被らないという事で、
    撮影位置を
    「正面側 A」、「側面側 B」に分けました。
    どこで撮影するかを決めるのは、
    自分次第です。
    2015年に濃溝の滝が有名になり、
    大勢の方が訪れるようになりました。
    しかし、
    マナーを守らない方がいたようです。
    川を渡り、対岸の崖によじ登る人がいて、
    崖が崩れたりした場合に
    危険という事で昨年9月中旬に
    洞窟の右側にトラロープが張られ
    白い看板が3枚設置されました。
    広角レンズで
    全景を撮影しようとするとこの白い看板3枚が
    フレームに入ってしまいます。
    (水面にも反射するので6枚分)
    以前のような、
    自然の中に佇む濃溝の滝を
    撮影する事が出来なくなってしまいました。
    2017年9月28日(木)台風の
    大雨によるもの凄い濁流で
    洞窟の手前の川底にあった岩が
    水面から飛び出してしまったのは、
    自然相手なので仕方ない事ですが‥
    今年9月初旬、洞窟の右上に
    アクセントになっていた楓の枝を
    邪魔だ!と、いうことで
    切り落とした人がいます。
    もう、最初の頃のような
    風景ではなくなってしまったのが
    とても残念に思います。
    最後になりますが
    濃溝の滝で、冬の間も
    夜8時過ぎまたは、
    朝まだ暗いうちに来て
    川に流れてきたゴミを片付けたり
    掃除をしている地元の方がいます。
    写真を撮影している時に知り合い
    情報交換をさせて
    いただける事になりました。
    とても素敵なところで
    撮影できるので
    ゴミが落ちていたら
    拾うなどを心掛けて
    いつまでも
    素敵な濃溝の滝に
    していきたいと思います。

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