スマスイ 最後のイルカライブ

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  • Опубліковано 8 бер 2021
  • 西日本最大級の水族館を目指しリニューアルのため先月末、
    本館以外の営業を終了した神戸市立須磨海浜水族園。
    人気のイルカライブも惜しまれながら32年の歴史に幕を下ろしました。
    スマスイの愛称で親しまれる神戸市立須磨海浜水族園。
    中でも人気なのは、イルカライブです。
    イルカとトレーナーの信頼関係で迫力のパフォーマンスを披露します。
    (観客は)楽しかった イルカがジャンプするところがすごかった
    (観客は)本当に感動しました
    (観客は)イルカと人とのつながりが感じられたショーだった
    (遠山さん)硬いな きょうなんでこんな硬いん
    遠山英里さん、21歳。スマスイの新人イルカトレーナーです。
    (遠山さん)
    基本的に素手 軍手とかを使うと糸とかが入ってしまうと悪いので
    Q冷たくないですか
    (遠山さん)冷たいです
    入社したばかりの遠山さんは、先輩の指導を受けて、
    スマスイのこともイルカのことも、日々、勉強中です。
    (遠山さん)私はまだどうしようという迷いが生じているけど
    もっと私もイルカをしっかり見て
    イルカにもこのトレーナーやりやすいな いいなと思われるようになりたい
    スマスイは、1987年に今の施設に建て替えられました。
    その後、長い間、市民に親しまれてきましたが、
    2024年に再びリニューアルすることが決まりました。
    イルカたちも、一時、ほかの施設に移動することになっています。
    (川中さん)真っすぐ前を向いて真っすぐの姿勢を保たせる
    (川中さん)はい動く はいだめ 違う 今ので、ぶれ始めている
    スマスイのリニューアルが決まってから入社した遠山さん。
    経験は浅くてもステージに立てばプロとして言い訳は通用しません。
    (川中さん)出遅れたとか失敗したと思っても何事もなかったかのように
    しれっと ぴしっと立っている やっぱりニタニタするのがみっともない
    ステージに立つ以上はやっぱりびしってしてもらうのが大前提
    (遠山さん)やっと一息ですね はぁ~ってなります
    (遠山さん)すすれなかったです
    (トレーナー)緊張で?
    新人トレーナーの様子をそっと見つめる男性がいます。
    平川雄治さん。18歳の時に入社し、スマスイとともに人生を歩んできた一人です。
    実は、33年前、イルカたちを和歌山から連れてきたトレーナーでした。
    (平川さん)元気にやっていますね
    新しかったですよね あの頃は 震災の時もつぶれるかと思ったんですけど 
    よくもちましたね 良かったです
    建て替えちゃうんですよね ちょっと感慨深いものがある
    今は施設全体の管理を担当。影ながら、現場を支えています。
    ー9日前ー
    最後のイルカライブまで残りわずか。トレーナーたちも少しずつ寂しさが募ります。
    (橋本さん・川中さん)
    28日までで数えるとあと9日
    きょう入れて9日 違う?
    今日入れて8じゃない?
    8日?いや9日だよ
    最後の夏やっていって 最後のクリスマスやって 全部最後最後と1年過ごしてきた
    これが本当の最後
    (遠山さん)やっぱりできないことのほうが多くて 
    最後ということで少しでもお客様に感動を届けられるライブができたらいいなと思って
    イルカを知ってより良いパフォーマンスを届けられるように成長していかなければと
    感じています
    それぞれが抱く「最後への思い」刻一刻とその時が近づきます。
    ラストライブ当日・2月28日
    イルカライブ館の前には、開演前から多くの客が列を作り、会場は満席。
    (遠山さん)
    次のライブもイルカさんがんばれって言ってね
    ありがとう
    トレーナーたちもどこか落ち着かない様子です。
    (トレーナーたち)緊張して腹が痛いです
    手紙もいっぱいくれて写真とかも すごいありがたいですね ファンがついてくれるの
    (トレーナ-)
    イルカライブ館は本日最終日を迎え いよいよ閉館する時が近づいてきました
    そしていよいよ最後の時がやってきました。
    (トレーナー)
    32年間という長い間皆様の温かい応援を本当にありがとうございました
    (観客)ずっと小さい頃から来ていて その思いがすごくあふれてきてしまって
    (観客)いや涙出てくるなぁ ずっと見ているから 
    きょう本当におしまいなんやと思ったら すごく
    (川中さん) とりあえず最後のライブをみんなでできてよかったなと思うのと
    もしかしたらいろんな場所で別々で働いたりするかもしれないけど
    今このチームにいたというところで
    お客さんを大事にするというところは持ち続けてほしい
    (遠山さん)今までここでやってきて苦しいこともたくさんあったけど
    一時のダメだもうやめたいという思いより 
    小学生のころからの夢が叶った気持ちのほうが強い この場所に感謝の思いでいっぱい
    また、笑顔で会える日まで。
    形は変わってもこれまでつないできた思いは変わることはありません。
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