小田美樹『群青』オーケストラ独自編曲 Finale with Garritan

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  • Опубліковано 30 вер 2024
  • 小田美樹 (合唱曲)『群青』オーケストラ独自編曲版
    (原曲版および信長貴富氏の編曲(ピアノ伴奏版)を参考にした独自版。信長氏のオーケストラ伴奏版ではありません)
    作詞:福島県南相馬市立小高中学校平成24年度卒業生(構成・小田美樹)、作曲:小田美樹、編曲:白石雅之
    ※YOASOBIの群青ではありません。YOASOBIの群青もupしていますのでチャンネルからご視聴下さい。
    東日本大震災で友を失い原発事故による避難で生徒が全国に散らばり、残った生徒たちも音楽の先生も歌を歌うことができなくなってしまったのち、全国に散った友らの顔写真を大きな日本地図に貼りながら想いを馳せるにつれ心が開かれ、再び歌を取り戻す。そうして作られた『群青』が、震災2年後の復興支援コンサートで彼らにより演奏されたことが反響を呼び、コンサートに同席した縁で信長氏が編曲した混声合唱曲が有名ですが、今回、氏のオケ版ではなく、独自にオケ編しました。
    サビ部分の心の叫びは、一度は「歌を失った」彼らが再び「歌を取り戻す」までに、どれだけ心の中を吐露し、叫ぶ必要があったか想像に余りある、呑み込まれる町を見て叫び、歌を取り戻すために叫ぶ、そんな心の叫びがメインテーマと感じたことで、「花は咲く」のような祈りの要素より心の力を表現したいと思いました。信長氏の編曲は素晴らしいが、特に前奏は少し祈りに寄っている感があり、オリジナリティに悩んでいましたが、ふと、彼らのオリジナル演奏を聴いて、そのイントロの前向きさに「これだ!」と感じ、イントロはオリジナル版の方を重視しています(なので、信長版をよく知るかたはイントロに違和感があるかも知れませんが、これがオリジナルの「入り」です)。全体のスピードもオリジナル演奏に近いです(曲中にも僅かながらスピードの変化を与えています)。
    「またねと手を振るけど、明日も会えるかな」という歌詞は、いつものようにまたねと手を振って明日会えなかった友がいる彼らにとって、口にするだけでも重い歌詞。そのハードルを乗り越えて歌として取り戻した彼らの力に、我々が勝手に想像するよりも前を向いて歩いている感じがします。
    そして、「見える景色は違っても遠い場所で君も同じ空」という歌詞は、最近も話題になった「山川異域 風月同天」という言葉と同じく、時代を超えて国を超えて、想う人は同じ空を見ていると思うことでつながっていると感じるのだなと思う。
    Finale 2014 with Garritan
    ※ページ繰りにミスがあったため再アップしました。

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