張りぼて建築とカビ建築
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- Опубліковано 16 січ 2025
- 張りぼて建築とカビ建築
Maxplan Azabu 10
麻布十番駅前のコーナーに建つテナントビル。ALC(軽量気泡コンクリート)板という工業製品を用いていかに陰影に富んだ豊かな表現が可能かに挑戦した。フランク・ロイド・ライトは1920年代、凸凹のついた表面のコンクリートブロックを用いてテキスタイルブロックハウスと呼ばれる表情豊かな一連の住宅を設計した。その時ライトは「ドブのネズミのように低く見られているコンクリートブロックの価値を逆転する」というユニークなコメントを残している。われわれは単純な表情になりがちなALC板を用いて大和張りと呼ばれる日本の伝統的な壁のディテールを想起させるデザインを実現し、東京の街角のシンボルへと変身させた。
チーム
宮原 賢次、珠玖 優、須磨 哲生*、三木 友親*、小澤 瑞穂、叶 子萌、山本 紘代、國枝 東史生、飯塚 哲平*
施工
青木工務店
構造
オーノJAPAN
設備
森村設計
This tenant building is located on the corner in front of Azabu Juban StationWe used an industrial product called ALC (Autoclaved Lightweight Concrete) panels in order to take on the challenge of determining whether or not it was possible to create a façade (expression) that is full of different shades.In the 1920s, Frank Lloyd Wright used the rough undulating surface of concrete blocks as the main element for a series of expressive houses that he designed called the Textile Block Houses. At the time, Frank Lloyd Wright commented “What about the concrete block? It was the cheapest (and ugliest) thing in the building world. It lived mostly in the architectural gutter as an imitation of rock-faced stone. Why not see what could be done with that gutter rat?”We used the traditional Japanese wall detail called “Yamato-bari” to attach the ALC panels in order to create an interesting expression rather than the mundane one which is generally the result with this material, transforming the building into a symbol on a street corner in Tokyo.
TEAM
Kenji Miyahara, Masaru Shuku, Tessei Suma*, Tomochika Miki*, Mizuho Ozawa, Yoo Shiho, Hiroyo Yamamoto, Toshio Kunieda, Teppei Izuka*
CONSTRUCTION
Aoki Komuten
COOPERATION
Ohno Japan
FACILITY
P.T.Morimura & Associates
瑞聖寺庫裡
隠元和尚によって、中国より江戸時代に伝えられた禅宗の一派、黄檗宗の東京の中心寺院である瑞聖寺の庫裡を再建した。重要文化財に指定されている大雄宝殿から延びる軸線に注目し、中国の寺院建築独特の、デプスを強調した軸性の強い伽藍配置を再現した。軸線の南側に、コの字型の、一辺が開かれた回廊空間を作ることで、地域に開かれた寺院を実現した。コの字型の中庭は水盤としてデザインされ、その中央に、水に浮くようにプラットフォームを用意し、地域の様々なイベント、パフォーマンスがここで開かれることを期待している。建築は、最小限の鉄骨による透明な構造体と、木製のジョイストとの組み合わせで支えられ、ジョイストと外壁の木製ルーバーとが共鳴し、黄檗宗寺院にふさわしい幾何学的なリズムを奏でている。
チーム
横尾 実、横井 智行*、鈴木 公雄 (CG)、紙谷 譲 (模型)
施工
松井建設
構造
オーノJAPAN
設備
森村設計
照明
モデュレックス
Zuisho-Ji Temple
Zuisho-ji Temple (Minato-ku, Tokyo) is the first temple in Tokyo of the Obaku Sect, one of the Zen Buddhist schools brought to Japan by the Priest Ingen during the Edo Period. In this project, we rebuilt the priests’ quarters within the temple.
Designated as jūyō bunkazai or Tangible Cultural Property, close attention was paid to the axis extending from the temple’s repository. We developed a design to reflect the arrangement of Chinese temples which highlight orientation and depth.
We placed a U-shaped cloister on the south side of the axis so that the temple could be more accessible to the community. At the center of the courtyard is a water pool with a raised stage to encourage people to hold events and performances for the community.
The building is supported by a combination steel and wooden frame. The wooden joists and louvers on the exterior resonate with each other and create a geometric pattern that highlights the uniqueness of Obaku Sect.
TEAM
Minoru Yokoo, Tomoyuki Yokoi*, Kimio Suzuki (CG), Yuzuru Kamiya (Model)
CONSTRUCTION
Matsui Construction
COOPERATION
Ohno Japan
FACILITY
P.T.Morimura & Associates
関連動画
• 境町のハリボテ隈建築群
雨仕舞いがメチャクチャだな・・・すぐカビるか漏るだろう。。。
中毒の マンションおから工事を見た後に 日本でも 同じだった
麻布のハリボテ、落ちそうで怖いですね…
ALCバン(板かつ版)の隈研吾?
1:57 荒廃した工場の裏って感じでビンボー臭いな
その町数年後、ぼろぼろで衰退していくのか?!
ハリボテをわざとやってるわけでもなくお金ないのに工夫してやってくれって言われてんのかな
なんとなく迷走という言葉が浮かびました。現代建築は迷走していることを表しているのでしょうか?素人の感想です。
まさしく「迷走」という言葉がしっくり来ます。
これは奇抜なことをしてカッコイイと称賛されなければ恥ずかしいと思う強迫観念に囚われた建築士の心の問題だと私は言い続けています。
目的が「施主のため」ではなく「自分のため」と内側に向いており、とにかく「誰も見たことのない」奇抜さだけに終始しているので、それが至上命題となれば機能や安全は二の次で犠牲になるため、欠陥多発のトンデモ建築ばかり造られます。
もちろん建築士の技量が足りていないのが一番の原因ですが。
MAX醜悪だけど民間資金ならどうでも良いと思います。
ALCの凍害や集成材の腐食で歩行者に危害が無ければ。
それにしても無理矢理にでも奇抜な事をして目立たなくてはならない強迫観念でもあるかのように納まりの合理性を無視して強引に造ってるから将来は外装の修繕費が嵩みますね。
実用性があまりないし掃除しにくそう
博覧会のパビリオンには奇抜げで良さそう