【消費税(言葉の誤用と強要) ~対話を減少させてきたもの~】年配者相手、 マスク越しでの対話能力を上げる想いやり話し方講座

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  • Опубліковано 14 жов 2024
  • 想いやりトーク総合情報サイト www.otodesigne...
    ☆参考動画
    【対話のスペクトラム】
    • 【対話のスペクトラム】年配者相手、 マスク越...
    ☆参考文献
    石井光太: ルポ 誰が国語力を殺すのか, 文芸春秋, 2022
    今回は、「消費税(言葉の誤用と強要) ~対話を減少させてきたもの~」というお話しをしたいと思います。
    対話という行為において、「どんな言葉、どんな用語を、どういった意味で使うか」は、とても重要です。
    同じような言葉であっても、お互いに違う意味で使われていたら、そもそも対話自体が成り立たないからです。
    近年の日本では、若者の国語力の低下が問題視されています。
    日本の国力の低下は、国語力の低下と深く関わっているとの指摘さえあるほどです。
    国語力の低下は対話の減少へ直結します。
    しますが、しかし、ここでは、若者の国語力の低下を嘆く前に、大人は正しく言葉を使えているのか?について考えてみたいと思います。
    「言葉狩り」という言葉が当たり前のように使われるようになって、ずいぶん長い時間がたちました。
    近年は、政府が「〇〇については、今後は△△という言葉を使ってください」という通達を出すと、大手メディアの大部分は、その日から言われたとおりに言葉を変えますね。
    さらに、その通達以前の言葉を使う人を「デマ」とか「陰謀論者」などと言って攻撃したりする風潮すらあります。
    効率的で正確なコミュニケーションのために、用語の統一はもちろん必要です。
    でも、「その事がらを正確に表現するためには、どちらの言葉が適当なのか?」を考え、決めるのは1人1人の自由であり、そこにこそ対話の広がりがあるとも言えるんです。
    特に、様々な意見がある事がらや、異論、反論があって当然の事がらに対して、ある一方の主張だけを反映した言葉、用語を強要したり、「異論をはさむ者は△△だ」というような決めつけをすると、それが新たな同調圧力を生み出し、その副作用として対話が減少します。
    そして、対話が減少すれば、全ての異論は抹殺され、さらなる同調圧力を生み出すんです。
    ここで、言葉の誤用、強要や決めつけ言葉の事例をいくつか挙げ、その意味を考えてみましょう。
    はじめに言っておきますが、これは、私が誤用、強要であると感じた事例ですので、正確にどちらの言葉が正しいのかは分かりません。
    だから、これから挙げる事例に納得できないという人は、ぜひ、身近な方々と、それをテーマに対話してもらえると、とても嬉しいです。
    まずは、消費税です。
    消費税は、その名前から消費者が納める税金だと勘違いしている人が多いですね。
    モノの価格に消費税〇%と表示されているので、それを買った人は「実際の価格よりも余計に〇%負担させられて、それを事業者、つまりお店の人に預けた」と誤解するわけです。
    一部のインフルエンサーの人たちが、「消費税は預かり税だから」とか、消費税の免税事業者に対して「客から預かった税金を納めないで、懐にいれるなんてズルい奴らだ」なんて、マウンティング的に言っているのを見ましたが・・・
    あの人たち、良く知らないで言ってるみたいですね。
    少なくとも、日本における消費税の納税者は事業者、つまり、その製品なりサービスなりを売った人です。
    事業者が何かを売り上げた際に、その売り値から仕入れ値などを引いた価格の 1/11 を事業者が納税することが課せられているんです。
    購入した消費者に買い値の10%の納税義務が課されているわけではないんです。
    例えば、極端な例ですけど、仕入れ原価が無い完全な自作商品を100円で売り上げた場合、事業者には100 x 1/11 = 9.0909…円の納税義務が課されます。
    事業者は、そのまま100円で売っても良いし、売値に消費税を上乗せして110円で売っても良いわけです。
    そして、110円で売った場合は110 x 1/11 = 10円の納税義務が課されるわけです。
    どちらかを決めるのは事業者であって消費者、それを買うお客さんではないんです。
    古い話ですが、1987年。
    売上税の導入を目指した自民党は統一地方選挙で大敗して、売上税は廃案となりました。
    ところが、内容はほとんど同じままで、翌年の1988年に消費税と名前を変えて今度は可決されたんです。
    どちらも売り上げに掛かる間接税ですが、この時に命名、改名かな? された「消費税」という名前が今も使われているわけです。
    税率だけがドンドン上がってね。
    消費税に関して、事業者と消費者が腹を割って対話することは無いですね。
    事業者は、消費税は売り上げに掛かる税金であって、納税義務は自分たちにあると思っていて、消費者は消費税という名前から、これは自分の買い物に掛かる税金であって、自分たちが納税すべき税を事業者に預けているだけだと勘違いしているからです。
    言葉の誤用や不正確な言葉の使用は、人々の間の対話を著しく減少させて、本来の問題の是非を曖昧にさせるわけです。
    言葉の誤用に惑わされないで、正しい言葉は何か?について、周囲の人と日常的に対話をしましょう。
    そのためには、
    周囲の話しをよく聞くこと。
    分からないところがあれば、穏やかに質問すること。
    自分の意見、考えを伝えること。
    対話をスムースに行なえるようになるためには、まずはこちらの動画を見て、そして、
    対話のスペクトラムの、このエリアを常に動いているよう意識する。
    それが、腹を割って本音で話せる、本当に信頼できる仲間を作る最高の方法なのです。
    無料アプリ「想いやりトーク」は、そのための一つのツールでしかないのです。
    皆さんが、対話のスペクトラムを常に意識した時、このツールは最高の効果を発揮するのです。
    今回の耳トレ15秒クイズは、加齢性難聴の聞こえをシミュレーションした模擬音声を聞いていただきました。
    言葉を聞き取る脳の能力が試されます。
    あなたは聞き取れるでしょうか?
    無料アプリ「想いやりトーク」で練習して、しっかりと伝わる話し方をマスターしてください。
    そして、どんな年代の人も、お互いを想いやって穏やかに対話できる国にして行きましょう。
    BGM: Pure Green Step by Shimtone
    Planned by Shinichi Sakamoto and Tsutomu Tanaka.
    Produced by Otodesigners Co., Ltd.

КОМЕНТАРІ • 6

  • @サカモトカヨコ
    @サカモトカヨコ 3 місяці тому +1

    「この前のテスト100点だったよ」!大切なのは対話ですな😊

  • @オムスビ大使
    @オムスビ大使 3 місяці тому +2

    消費税は間接税とありましたが実は直接税だったんじゃないですか❓️😭💦💦

    • @想いやりトークチャンネル
      @想いやりトークチャンネル  3 місяці тому

      消費税に関しては、様々な解釈をしている人がいますね。
      この動画を契機に、ぜひ、身近な方々と顔を合わせて対話してみてください。
      コメント、ありがとうございました。

  • @bentana9870
    @bentana9870 2 місяці тому +1

    ↓国税庁のホームページでは間接税で消費者が負担すると明記されてますが、消費者に義務がなくて事業者が納税義務者なら直接税ということになりますよね。

    • @想いやりトークチャンネル
      @想いやりトークチャンネル  2 місяці тому

      はい、要するに言葉の誤用と強要で、国民には何が何だか分からない状態にして、国民負担率だけがジワジワと上がって行くという構図です。
      だから、皆が対話を重ねていく必要があるんです。
      コメント、ありがとうございました。