【ツートライブ】ギネス世界記録を持つ社長「紙飛行機の戸田」 ツートライブが直撃 広島・福山市 (2022/11/25
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- Опубліковано 23 тра 2023
- ツートライブの街角スクープです。福山市のものづくり企業を取材するとギネス世界記録を持つ会社の社長に出会いました。
【ツートライブ】
「いきますよ」
「うわー、めっちゃデカいやん、これ!」
前回は、精密な金属加工製品を作るキャステムの新規事業部で、ユーモアあふれる数々の新商品に度肝を抜かれたツートライブの二人…
「ちょっとね、これを作ってもらったんで社長にご挨拶だけはしに行きたいと思うんで」
リアルなツートライブ人形を作ってもらったお礼を社長に一言…のつもりだったのですが、これまたとてつもなく、すごい人だったんです!
「ここにいるということで聞いてきたんですけど」
「何これ?」
「紙ヒコーキ博物館?」
「何なんですかね?紙ヒコーキ博物館って。こんにちは。どうも始めまして」
「こんにちは」
「ツートライブと申します。社長さんですか?」
「たぶん」
「これありがとうございました。すごいですよ、ホンマに」
「でもちょっと気になったのが紙ヒコーキ博物館」
「この中に社長が作った飛行機があるっていうことですか?」
「全部私のです」
「全部!」
「これ全部?うわ、めっちゃ小さい紙飛行機とかあるやん」
博物館に飾られている紙飛行機の多くは、戸田さんが編み出したオリジナルの紙飛行機です。その数は何と400機にも及びます。
【ツートライブ・キャステム戸田拓夫社長】
「ズバリ社長は折り紙の何なんですか?」
「たぶん折り紙が趣味の人たちはまず知ってると思うし…」
「じゃあ、キャステムの社長よりも、そっちの方が有名な可能性がある?」
「それはもう遥かに。紙飛行の戸田っていう方がネームバリュー的には大きい」
「それ日本的に?」
「世界的に!」
「世界的に?」
「国によっては神様扱いされる。崇拝されていますから」
戸田社長が神様扱いされる理由が2階にあるというので…
「何これ?ギネスワールドレコード。29.2秒って」
「私」
「えー!」
「わー、すっご!」
そのギネス記録を獲った紙飛行機というのが、こちらのスカイキング。戸田社長が考案したオリジナルの紙飛行機です。ギネス記録を獲ったのは、2010年。その記録は12年たった今も破られていません。その映像が…
「これが社長ですか?」
「そうです」
「どう投げるかも、ようわからん」
「あ!めっちゃ高く飛ばすんですね、上に。うわー」
「めっちゃ落ちる気配ない」
「ほんまや」
「まだまだや」
「今落ちた。これがギネス記録」
「大体普通の人が3秒ですから」
「3秒?」
「はい。それで大体10秒飛ばすと地方大会優勝できる。20秒から上は本当にいないんですよ。ランキングのベスト30くらいに入ってきますから」
「世界の?」
「世界の」
「戸田さんとんでもないすごい人じゃないですか」
「ホンマや。これめちゃくちゃカッコいいじゃないですか」
「いやいや、葬式の時はもうこれですね」
戸田社長は紙飛行機の普及活動を海外でも行っています。そんな社長は紙飛行機にのめりこむあまり、あるものを作ってしまったんです。
「神石高原町の米見山の山の上に紙飛行機を飛ばすのにちょうどいい感じだなと思ったので」
「飛ばすためだけの?」
「えー!」
「だから、変態ですよね」
「そうやな。俺も言わんかったけど、もう変態ですわ。あともう一個、このポスターで気づいたんですけど、日本折り紙ひこうき協会の会長なんですね。ほんなら本当のトップだ」
「名刺を…」
「戸田さん。開くと紙飛行機になってる。また決めてますね。紙飛行機持ってるときめちゃくちゃカッコいい顔するんですよ!」
「投げ方ってもう自由なんですか?」
「自由です。ただ足がちょっとでも上がるとファールを取られる」
「えー!これはどうですか?」
「もうだめです、アウト」
「こんなんはダメなんですか?」
「ダメです」
最後は、滞空時間を少しでも伸ばせるように紙飛行機の微調整を行います。長く飛ばすには、いかに高く真上に投げることができるかが、ポイントなんだそうです。
「あげるコツっていうのは何なんですか」
「自分の体を釣りざおのように見立てて、しなりを意識してシュン。柔らかくしなりだけで」
まずは戸田社長のお手本です!
「うおー!スゲースゲースゲー」
「あれ?これ誰か計ってる?」
「え?やばいやばいやばい。うわー、わー。すごい。さあ、何秒?何秒?」
「計ってなかったです」
「おいー!おいーっ!計ってなかった」
「社長の渾身の一発。計ってなかった。じゃあ、僕言っていいですか32秒3です」
「それはいってない。いや、すごい。とにかく高さが」
「あんな高くあがらんもんな」
「もうほんと、天井近く行っていたから」
気を取り直して、次は周平魂が飛ばします。
「あおらんでええよ。お前、そんだけのもんじゃないやん」
「真上な」
「おりゃー!」
「お!いった」
「手を離した瞬間からよ。お!おおーー!!うわー、これいったんちゃう?」
「すごいやん、すごいやん」
「ベストタイム」
「すごいですよね」
「中々いかないです」
続いて、たかのりです。
「行きます!あっ!あーーー!!ちょっと。ごめんなさい。もう一回だけやらしてください」
ということで、たかのり!泣きの2投目です。
「おっ!あ、乗った」
「行った。乗った。乗った」
「うわ、壁に当たるんちゃう?」
「行った」
「あ、でも10秒超えた」
「おー!10秒超えた」
「よっしゃー!」
「これ、優勝できるやつですか?」
「地方大会優勝できる」
「地方大会優勝ですか!」
たかのりに続いて、周平魂も泣きの2投目!
「おらー!」
「ははは、何なんお前」
「息できひん」
「最初でこの紙飛行機は5秒以上飛ばせない。ふたりとも(才能)ありますよ」
「ホンマですか。これちょっとうれしいな」
「だからツートライブ。次からM1とかもやめて、紙飛行機の方でやらせてもらいますんで」
「社長きょうはありがとうございます」
「コンビ名も変えようか」
「もうええわ」
「どうもー!ペイパープレインです」
「もう紙飛行機やん」
キャステムを取材しつくして、最後はスクープ発表です。
【ツートライブ】
「スクープいっぱいありましたけども」
「はい。いっぱいありました。社長にお会いしたじゃないですか」
「今回初めてお会いしましたね」
「お礼も言わせてもらって、紙飛行機すごかった。トップのトップまでいったら、もう宣材写真は金属とかじゃなくて紙飛行機だった」
「マジシャンみたいな」
「鉄の部品を持ってるんかなとか、そんなんかなと思ったら紙飛行機を投げてた」
「もう趣味の方に」
「フォーカスしてた」
「今後もキャステムさん、新商品出るたびにお邪魔したいですね」
「僕らずぶずぶでやって行かしてもらいたいなと思ってるんで」