映画『獄門島』(1977年)を語る【其の3】〜NHK版も語る〜

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  • Опубліковано 15 січ 2025

КОМЕНТАРІ • 17

  • @Aporogaist
    @Aporogaist Місяць тому +4

    配信ありがとうございました。長谷川金田一への解説がとても嬉しかったです。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому +1

      アポロガイストさん、コメントありがとうございます。意外と隠れ長谷川金田一ファン多かったりするんでしょうか。いや、別に隠れてはないか。さあ、はせきんファンのみなさん、もう遅いかもしれないけど、「カムバック ! 長谷金 !!」と声を大にして !!

  • @らと-d5g
    @らと-d5g Місяць тому

    いつも面白い動画をありがとうございます。ハセヒロ金田一、凄くいいと思っていたので見ていて楽しかったです。本当に続投して欲しかった…あと放送禁止用語の台詞をきちんと言っていたのも良かったと思いました。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому

      ですよね ! もう戻る場所はないんでしょうかねえ。きっと別ユニバースでは『悪魔が来りて笛を吹く』も『八つ墓村』も犬神家も、快刀乱麻を断つごとくに難事件を解決してくれているのかもしれませんよ。ちなみに私は、略して"ハセキン"としています。

  • @王猛烈-t4b
    @王猛烈-t4b Місяць тому +2

    NHkでいえば池松金田一も新鮮に感じました。古谷金田一も「夜歩く」で戦争経験シーンがありますが爆撃から逃げる感じの犠牲者的な描写です。閑話休題 市川版はパターン化に成功した金田一映画と考え昭和ゴジラや寅さんなのでしょう。坂口良子と三木のり平がいて石坂金田一と絡んでくれたら安心という。犬神家の頃は小学生で系図とか人間関係とか理解できなかったけど段々金田一物は因果とか系図で推理する物と認識するようになりました。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому

      なるほどゴジラや寅さんという安定が約束されたシリーズ化という観点。そういう意味では、市川崑も腹を括って毎年夏休みか正月には金田一ものを必ずリリースするくらいにやってみても欲しかったですね。市川崑の悪魔が来りても悪霊島も観てみたかったですもんね、”東宝ミステリー祭り"とかなんとか謳って。

  • @森のコアラ-l1s
    @森のコアラ-l1s Місяць тому +5

    いつもありがとうございます。そうですね。市川崑監督は「超一流の監督」さんです。ですが「作家」さんではありません。脚本家として優秀かもですが、やはり「アガサ・クリスティー作品」を改変するのと同じレベルで、なんだかんだで日本で最も優れた推理作家の「横溝正史」さんの考案した「原作」それは、クリスティー同様、全て伏線であり、一貫している・・それゆえに「完成」された文学を、改変するのは、市川崑監督といえど、難しかったということでしょうか?とはいえ・・改めて、古谷一行さんバージョンと、石坂浩二さんバージョンを見比べましたが、最初におっしゃられていた通り、映画バージョンは映画バージョンで素晴らしかったというのが、凡人の僕の答えですね。偉大なる人の作品は、誰が見ても心動かされるモノです。ちなみに「女王蜂」は、僕は好きです。次回も楽しみにしております。また色々教えてください。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому +1

      森のコアラさん、いつもありがとうございます。これは動画でも触れていますが、国産ミステリーの傑作十指には入ろうかという原作の犯人を変えるという果敢なる、というか無謀なチャレンジ精神は認められるとしても、やはり犯人設定がしっかり裏付けされている原作通りのままで市川崑版は観てみたかったというのがやはり結論になってしまいます。あぁ、あのキャスティングで原作通りの市川崑版が観てみたいー !! です。

  • @はちとにび
    @はちとにび Місяць тому +5

    NHK版は、同じ頃にABC殺人事件のドラマがリメイクされいてて、そこでのポアロもPTSDぽく作られていたので、どちらも違和感以前に、ああいまはこういうのが流行りなのかなと思いました。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому +2

      はちとにびさん、コメントありがとうございます。NHK版の金田一は、戦争により深く心に傷を負い、戦後導かれるように血の濃い事件を次々と解決することで無意味なんかじゃない「死」の意味を突き止め、徐々に人間性を取り戻すシリーズなんじゃないかと考えてみると、前作『犬神家の一族』において推理することを「病気」だなんて言われてしまった後の、次作で金田一がどう事件に関わっていくのかがとても気になっているんですが、なかなか次回作のアナウンスが、ないですねえ…。年明けに来るんじゃないかと、期待しているんですが。

    • @はちとにび
      @はちとにび 29 днів тому +1

      戦争体験を経てこそという見方はほんとになるほどと思いました!ただ、戦争体験を掘り下げてしまうと、金田一さんは原作では30過ぎていて留学経験もある学卒なので、通常は内地勤務か外地でも階級付きの通訳官が妥当な気がするので、死線は潜り抜けてきたにせよ、チマタさんのような兵卒とは中々仲良くなる立場も機会もなかったのでは?とか、そもそも留学経験者なら米国との国力差が身に沁みていたはずで、戦争や戦場の実際も冷静に受け止めていたのではないかしら?という疑問が浮かんだりします。。。

  • @ゆうこゆうこ-l9z
    @ゆうこゆうこ-l9z Місяць тому +1

    NHK版はラストシーンでの鵜飼さんの台詞が良かったです。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому +1

      ゆうこゆうこさん、コメントありがとうございます。おかげで改めてラスト船のくだりを再見してみました。戦争を生き残ってしまった二人の、どこかよるべない孤独感がしみじみと余韻を残すいいラストでしたね。なんとなくですが、若き日の金田一耕助のような佇まいの鵜飼演じる柳俊太郎さん、長谷川博己よりむしろ髪型が金田一そのもの !

  • @Aporogaist
    @Aporogaist Місяць тому

    いつも楽しみに拝見しています。NHK版『八つ墓村』についての両先生の解説をリクエストしてみたいです。

    • @SillyBoys_since2023Apr
      @SillyBoys_since2023Apr  29 днів тому +1

      『八つ墓村』は、原作を越えないまでも、肩を並べるくらいな出来の映像化は今のところ一本たりとも創られていないというのが結論で、やはりあの黄金伝説を絡めた伝奇小説的な原作のスケール感は、ロケーションバリバリで挑んだ野村芳太郎版でさえ遠く原作には及んでいないと思っています。あれはショーケンの自伝的映画という位置付けで私は評価しています。なので、NHK版もミステリーとしてではなく、違う価値、すなわち真木よう子はこうしたミステリーものにピッタリだった、という再認識に尽きてしまうので…なにか語るに足る切り口が見つかれば、いずれ取り上げないとも限らないとお答えしておきます。