努力とチームワークで掴め3冠! 帝京安積高校・和太鼓部 日本一への挑戦【福島発】 (22/12/09

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  • Опубліковано 16 жов 2024
  • 帝京安積高校・和太鼓部(福島県郡山市)は、2022年5月に行われた7人制の全国大会(女子の部)で学校史上初めて日本一に輝いた。快挙は、この1回にとどまらなかった。
    2022年7月31日に静岡県で行われた「第11回全国高校生太鼓甲子園」
    高校生の日本一を決める大会で、帝京安積高校は男女混合で見事日本一にあたる最優秀賞に輝いた。帝京安積として、そして福島県勢として初めての栄冠となった。
    3年生の高柴さんに聞くと「5月に女子が優勝してから今度は”全員で”日本一をとってやるぞ!という気持ちで日々練習を重ねてきた」と、男子も奮起しての2冠達成だったという。
    そして3冠を目指し、12月11日には大人たちとも競う「日本一決定戦」に出場する。なぜこれほどまでに強いのか、練習を取材すると答えがみえてきた。
    <帝京安積高校・2022年11月30日>
    和太鼓部は、大会へ向けさらなる技術の向上をはかっていた。リズムを作る『締太鼓』、テクニックで魅せる『桶胴太鼓』、花形の『長胴太鼓』、そしてパワーで圧倒する『大平太鼓』…帝京安積は、この4種類の和太鼓を駆使し観客を惹きつける。3冠も視野に入るその強さの秘密とは…
    顧問・坂本雄一先生:「チームの結束ですかね。3年生が中心になって上手にまとめてくれて、そこに2年生と1年生がのっかってくるというような感じで」
    その結束を生み出すのが「コミュニケーションの多さ」
    息を整えるための短い休憩時間でさえ、改善点を話し合う。そして、困ったらすぐに相談できる心強い存在が…2021年から指導に加わった鈴木柚香さん。実は和太鼓部のOGで、在籍時に全国3位を経験、日本一をとりたいと指導者として戻ってきた。
    顧問・鈴木柚香先生:「毎日ひとりひとりと話すようにしています。話して、いまの悩みとか気になっていることをしっかり聞いて、じゃあ次は明日はこうしてみようねとか、一日の変化に気付くようにしています」
    遠藤彩夏さん(3年):「とても細かいところとか、わかりやすく教えてもらったり。落ち込んでるときに励ましてくれたりして、とても優しい先生です」
    こうして生まれる一体感が、息のあった演奏につながっている。さらに…
    高柴和平さん(3年):「部員ひとりひとりが太鼓に対する気持ちがとても強いかなと思います」
    練習でも常に全力であることを証明する、こんなものも…
    齋藤望悠さん(3年):「バチがよく折れてしまうことがあって。使って使ってこうなりますね」
    努力の証は意外な場所にも…
    古河琉斗さん(3年):「手のひらのマメもあるんですけど、太鼓の鼓面を拳でたたくベタ打ちという技があるんですけど、それをやって指が腫れる」
    こうした個々の努力と、築いた絆で最強のチームに成長した。
    青春をコロナ禍で過ごしてきた部員たちの、2022年にかける想いは強い。ようやくイベントなどに参加できる機会も増えてきて、それも技術やハートを育ててくれたそうだ。集大成の三冠へ!日本一決定戦では、全力を出し切ってきてほしい。

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