絶筆 陸「特攻隊、最後の手紙」【朗読】 / Last letter from KAMIKAZE fighter.

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КОМЕНТАРІ • 1

  • @mmhashi6930
    @mmhashi6930 2 місяці тому +1

    私の父は陸上自衛隊1左でした。しかし本人の将来の夢は京大に入り弁護士か検事になることでした。しかし貧しさからおじさんに防衛大学の
    試験に引っ張ってゆかれ入学しました。そして在学中に私が生まれました。父はその後北大の大学院工学部へと国のお金で勉強しました。
    教授にポストを用意するから防衛大をやめてくるよう手紙が来たそうですが、「お国のお金で大学と大学院に行けました。お国を裏切ることは
    できません」と返事を書いて任官しました。つまり夢を2度あきらめることになったのでした。私は幼い頃より父が国に万が一の事が起こったら
    真っ先に死ぬ可能性の高い職業であることを悟り、出勤していく父の背中を見つめながら「戦争が起こらないように」「でも父がもし死んだら
    涙は流さない」と心の中で考えました。若い青春の命を国に捧げて下さった特攻隊の方々の犠牲の上に日本は今日まで平和で居続けることが
    できました。私も防衛関係者の家族として明日の終戦記念日は「平和を祈念」致したいと思います。そして特に特攻という形で亡くなられた
    方々へ深い哀悼の意を持ち黙とう致したいと思います。彼らが家族を思い、祖国を思い未練を抱えたまま亡くなっていった事を御遺書を拝聴
    する事でしのびたいと思います。それが防衛関係者として安定した生活を受けた者のせめてもの弔いの形です。毎年この時期には御遺書を
    拝聴してご冥福をお祈りするつもりです。ありがとうございました。