「修学旅行で来たから長崎もういい」の声に…長崎人の日常にある「ふつう」は魅力で「ふしぎ」 I am 長崎人プロジェクト  

Поділитися
Вставка
  • Опубліковано 14 лис 2023
  • 長崎の“日常にある普通”は実は“魅力的で不思議なこと”…その魅力を観光で生かしていこうと、10月から始まった取り組みを取材しました。
    長崎人の日常は県外の人からすると驚きなこと
    長崎人:
    「お魚が美味しいのは当たり前と思ってるんですよね。コリコリしてるのが当たり前」長崎人にとっての日常は、長崎県外の人からみると――?観光客(鳥取):
    「お刺身が美味しい。違います、長崎が一番美味しい」観光客(三重):
    「まず一番にびっくりしたのは坂。生活してらっしゃるのにね、下から本当上までびっしり(坂が)並んでいて」
    「夜景が綺麗なのかなと思って」観光客(三重):「パンみたいなのに、はんぺんが挟まってるのなんでしたっけ?
    一応 本を見て勉強していたんだけど、見たことがなかったので、こんな(食べ物が)あるんだと」長崎人:「ハトシかな。10時とか3時とか あいなかに、スナックみたいにして食べますね」長崎人の日常にある「ふつう」は魅力で「ふしぎ」なんです。
    「修学旅行で来たから長崎もういい」の現状
    観光資源に恵まれ、高い知名度を誇る長崎ですが、長崎国際観光コンベンション協会の調査では、長崎市を訪れたことがない人のうち5人に1人が「見るべきところが少なそう」と思っていることがわかりました。長崎の魅力が十分に伝わっていない――
    発信力を高め、どうやって多くの人に伝えていくかが大きな課題となっています。長崎国際観光コンベンション協会 企画部企画課
    立石真実 主任:
    「修学旅行で一度来られた方たちは、修学旅行で来たから長崎もういいかなと思われてしまっているという現状もあります」
    SNSの投稿が長崎の魅力に気付くきっかけに
    こうしたことを受け、長崎国際観光コンベンション協会が、10月から始めた取り組みが「 I am 長崎人」です。日常のなかにある「ふつう」は長崎県外の人からみると「不思議」で魅力に映る!
    市民1人ひとりに身近な長崎の良さに改めて気付いてもらい SNSや日常会話のなかで広めてもらうことが狙いです。立石さん自身も ちょっとしたSNSの投稿から日常に潜む長崎の魅力に気付きました。立石主任:
    「長崎でずっと見てきた “桃カステラ”なんですけど、インスタに1回載せたんですよ。そしたらすごく反響が多くて」「『これなんか聞いたことある』『初めて見た かわいい』『食べてみたい』などの声が結構あったので、『おっとっと?』と思いながら。私たちには普通だけど、外の方たちには魅力的に映るんだというのはすごく感じました」
    「I am 長崎人」トークイベントで長崎の面白さなどを県外出身者が語り合う
    ことし10月「 I am 長崎人」のイベント第1弾としてトークイベントが開かれました。Discover Japan 統括編集長 高橋俊宏さん:
    「地元の人に教えてもらうことが、一番の情報源というか、一番心に染みるんです」『日本の魅力』をテーマにした雑誌の編集長を務める高橋俊宏さんと、ライフスタイルプロデューサーの村上萌さん。長崎県外の出身2人が、トークイベントのゲストとして登場し、市民とともに “長崎の面白さ”や “良い所”を語りあいました。
    (※高の漢字は正しくは 髙=はしごだか)ライフスタイルプロデューサー 村上萌さん:
    「魚の新鮮さ、安さなど異常で、花の安さも知ってもらいたいし、野菜とかも美味しさのレベルが違う」1人ひとりが長崎人!長崎の魅力に改めて気付き、今後の発信に繋げます。トークイベント参加者:
    「お野菜、お花とかに触れてもらえる機会も すごく良いなと。そういうのも喜んでもらえるなら自分もしていきたい」
    単身赴任男性のSNSでの発信が「ビジネス街」への観光客呼び込みに
    「I am 長崎人」の取り組みの一環としてSNSで日常を発信しているひとりが、日本航空の 越智飛雄馬さんです。おととしから長崎で単身赴任中。
    もともとは自身の備忘録と、長崎県外に住む家族・友人への報告用に投稿していた日々の食事が、いまは長崎のPRにも繋がっています。越智さん:
    「長崎の人たちのお食事だったり、いろんな“いいところ”というのは、なかなか発信されていないということに徐々に思い始めまして。
    そういうところ(SNS)から発信をしたりとか。僕が発信するというのはちょっとおこがましいんですけれども」この日越智さんは、週に1回は必ず行くという職場近くの飲食店を訪れました。越智さんが注文したのは刺身です。
    食べる前に、まずは スマートフォンで写真撮影をします。越智さん:
    「(写真の)撮り方のこだわりはなくて、今日はこんなお魚を食べたっていうのを家族含め、皆さんに自慢をすると。今日はこれですというそれだけです」「お刺身とかお魚ってどうしても北海道であったり、東北であったり北陸とかそういう方がやっぱりイメージが強いと思っているんですけど、“長崎の魚ってこんなに美味しいんだ”というのを、広く知っていただければいいかなと」店があるのは観光客が多く集まる場所ではなくいわゆる「ビジネス街」
    越智さんが何気なく発信した日常が観光客の呼び込みにも繋がっています。旬菜桜通り樽 茅野貴稔さん:
    「場所柄ですね、もうビジネス街なんで。そこはもう思案橋とか銅座のあたりも かなり賑わっているとは思うんですけど。越智さんのようなお客様はもうありがたいですよね」
    市民1人の気付きや発信が長崎観光を盛り上げる鍵に
    観光資源に頼るだけでなく、市民1人ひとりの気づきや発信がいま大切だと立石さんは考えます。立石主任:
    「 “あ!こんな長崎知らなかった“と 市民の皆さんのなかでも絶対にあると思いますし、そういうところを知っていって、ぜひ “次の休みに見に行こうか” “面白かったね” “誰か長崎良いなと思っている方に伝えてみようか”というところで どんどん長崎に興味がない方も興味が出てくると思いますし、そこが未来に繋がっていくのかなと」「ふつう」と「ふしぎ」の架け橋となる「長崎人」これからの長崎観光を盛り上げる鍵となりそうです。11月19日~26日まで みらい長崎ココウォークで「長崎のふつうは、世間のふしぎ。」展が開催されます。
    長崎人にとって当たり前だけど外から見ると違う!そんな16枚のパネルが展示されるということです。
    詳細は NEWS DIG でも!↓
    newsdig.tbs.co...

КОМЕНТАРІ •