私は、以前は家電製品の設計をしていて、現在はFAの設計をやってますが、FA業界に移った当初は、「信号はドライで渡して」なんて言うFA業界特有の用語に戸惑いました。 回路を見たらすぐに意味は分かるんですけど、とにかく用語の使い方が家電製品設計の業界と違いすぎて。 ドライとかウェットとかは、英語のFA用語から来てるんですかね? 逆に、トランジスタによる入力や出力の時に使うPNP出力とかNPN入力とかいうのは英語では通じない、日本のFA業界独特の言い方ですし。 英語ではLow side switching とか High side switching とか言わないと通じないですね。 MOS FET出力なのにNPN出力とか言っているのは、家電製品設計出身の私には意味が分からなかったです。
📝リレーの接点を使用し、機器などを制御する場合、
有電圧接点と無電圧接点に分類することができます。
この動画では混乱しやすい2つの違いについて説明しています。
🔽この動画のブログ記事はこちらになります。
【無電圧接点と有電圧接点の違いは?図や回路図で使い方を簡単に説明!】
shimatake-web.com/no-voltage-contact/
コメント、リクエストお待ちしております。
電気回路の勉強に他の動画ブログ記事も参考とさせていただきました。ありがとうございました。
こちらこそ、コメントありがとうございます。
今後とも宜しくお願いします。
海外での仕事で、図面ではドライ接点だったので安心して触れたのですが、何故かV24がかかっていてビリっと来ました。
この動画で勉強させてもらっています。
無接点リレーの話が出ていたので質問させてください。
多分無接点リレーとはオムロン製のターミナルリレー G6B-4のようなものだと思います。
こちらのリレーも普通のMYという型式のリレーと同じような使い方なのですか。
「13」と「14」に電圧を加えて、
a接点として使用する場合は、「5」と「9」、「6」と「10」、「7」「11」、「8」「12」に配線を接続、
b接点として使用する場合は、「1」と「9」、「2」と「10」、「3」「11」、「4」「12」に配線を接続、のような形で使用するのでしょうか。
「15」「16」もあるみたいですが。
会社の装置でもこのターミナルリレー?を使っているのですが、よくわかりませんでした。
教えていただけたら幸いです。
オムロンのターミナルリレーG6B-4でしたら、b接点はありません。4×a接点になります。
接点は
「9」「13」
「10」「14」
「11」「15」
「12」「16」
の組み合わせです・
@@JapaneseElectricalEngineer 返信ありがとうございます。理解できました。
有接点リレーはコイルにより接点を作動させる仕組みの一般的なリレーを言います。
G6シリーズやMYシリーズなどです。
これらはドライ接点構造です。
ちなみに、G6Bでも、A B接点付きの物が一般的に使われます。
値段も変わりません
お聞きになってるG6B-4は接点容量が5Aの物でこちらは接点はAのみです。
さて、無接点リレー(SSR
)ですが、これはコイル部分がトランジスタ内蔵のフォトカプラになっています。
フォトカプラにより信号を返します。
トランジスタとフォトカプラ間は完全な絶縁性があり、ドライ接点と同じ意味合いです。
おそらく、無電圧接点(ドライ接点)とのお間違いでしょうか?
機械的な接点の有無という事ですね。
※フォトカプラはダイオードの光によって導通する半導体です。
トランジスタによりダイオードを発光させて、その光を受け取ります。
実際にはトランジスタとは別な物で、一体となった物をフォトカプラと呼びます。
基本的には別々の制御盤とのやり取りはドライ接点で取り合います。
お互いに出力用のリレーを設けて、その接点を使い信号を相手に返します。
この動画で言う有電圧接点とは、表示灯などが制御盤外に有る場合の事を言っており適当ではないですし、盤内であるのと変わりない事です。
相手側の電源で盤内のリレーを働かせるのはよろしくありません。
それは、別な電源が盤内配線に混在するため改造や増設時にトラブルの原因となります。
それぞれの盤内で自己完結する回路を基本としてください。
例として
AとBの制御盤があり、Aの回路によりBの表示灯を点灯させたい場合は、Aのリレーを使いBの表示灯用の電源をリレーの接点と表示灯に繋げてください。
大抵はシーケンサでの制御となりますので、オープンコレクタに相手の電源を持ってくるのは故障の原因です。
別々の定電圧装置を共通させて共用する方法もありますが、確実にトラブルの原因になります。
やりとりの信号が多くある場合などはCPUをリンクさせてください。
大変勉強になる動画でした。
今回の動画の内容とは異なりますが、PLCトランジスタ出力のシンクタイプ、ソースタイプ
の違いについてもいつか動画にして頂けると助かります。
ご覧頂き、ありがとうざいます。
そう言ってもらえると嬉しいです。
励みになります。
PLCトランジスタ出力のシンクタイプ、ソースタイプについて
動画を作成したいと思います。
しばらくお時間をください。
現在「シンクとソースの違いについて」動画を作成中です。
実際のユニットと配線を用意するため、調達に時間がかかり遅くなっております。
シンクとソースタイプの違いについて、
記事でしたら先に用意することができました。
良かったらご覧下さい。
shimatake-web.com/plc-output-unit-source-sink/
なるほど、電源を用意してもらうか、用意するかの違いなんですね
2:59(無電圧接点)と6:18(有電圧接点)の回路図は電気的に全く同じで違いがないよ。無電圧接点と有電圧接点との違いの説明になってるとは思えないんだけど。
上司から、リレーが有電圧か無電圧か調べてきてと言われました。図面が無いのですが、調べる方法はあるのでしょうか?
リレーソケットの接点回路の端子にテスター当てて測ってもどっちみち電圧はかかっているんですよね?
調べる方法はあるのでしょうか?!
遅くなり申し訳ございません。
図面がないときは手間ですが、実際の配線を追って、どの機器に接続されているか調べると良いと思います。
リレーに有電圧や無電圧と言った上司の質問ではないと思いますよ?
一般的なリレーとはコイルに電圧をかけ、電磁石によって接点の開閉をさせる構造のものを言います。
その接点の両端は必然的に無電圧です。
スイッチの両端に電圧があれば短絡するのは、ご理解できますでしょうか?それと同じです。
さて、上司のお聞きになったのは?ですね。
それは、信号のやり取りを調べてくるようにとのことかと思います。
この動画の様に、有電圧を他の盤に送ることは稀ですが、そこを確認したいと言うことでしょう。
随分と前の質問ですが、その後はいかがでしょうか。
有電圧接点はリレーでプラス制御、無電圧接点はマイナス制御といったような感じでしょうか。
分かりにくい説明ですいません。
+と-関係なく、他の機器と信号をやり取りする時になります。
無電圧接点は電源を供給ぜず、接点だけ相手に渡します。
有電圧接点は接点だけでなく電源もこちらから供給するので、接続する相手側の機器の電圧仕様を考慮する必要があります。
設備同士の信号のやり取りは無電圧接点で行われることが多いです。
私は、以前は家電製品の設計をしていて、現在はFAの設計をやってますが、FA業界に移った当初は、「信号はドライで渡して」なんて言うFA業界特有の用語に戸惑いました。
回路を見たらすぐに意味は分かるんですけど、とにかく用語の使い方が家電製品設計の業界と違いすぎて。
ドライとかウェットとかは、英語のFA用語から来てるんですかね?
逆に、トランジスタによる入力や出力の時に使うPNP出力とかNPN入力とかいうのは英語では通じない、日本のFA業界独特の言い方ですし。
英語ではLow side switching とか High side switching とか言わないと通じないですね。
MOS FET出力なのにNPN出力とか言っているのは、家電製品設計出身の私には意味が分からなかったです。
無電圧a接点にパラ接続(どちらもDC24V回路)を接続してはいけない理由が良くわかりません。ご教示お願いします!
理解力不足で申し訳ございません。
1つのa接点に2つのDC24V電源を接続するということでしょうか。
もう少し詳しく教えて頂けると幸いです。
おっしゃる通りで、無電圧a接点にP24A、N24Aのリレー受け回路。
P24B、N24Bのリレー受け回路。
という二つのリレー受け回路に接続
は駄目なのは何故か?っていう内容
でございます。言葉足らずですみません。
こちらこそ、申し訳ありません。
短絡しますので、a接点の片側にP24A、P24B
もう片側にN24A、N24Bを繋ぐわけではありませんよね?
もう少し情報を教えて頂きたいです。
・無電圧接点に接続される相手の内部回路はどのようなものでしょうか。
・接点の片側はN24でしょうか。
上記2点質問させて頂きましたが、
可能でしたら、チャンネルのアドレスまたは私のブログからお問合せ内容の回路を送って頂けないでしょうか。
よろしくお願いします。
質問させていただきます😞
照明間のワタリで電源を送った場合は無電圧接点になり、スイッチ経由で電源を送った場合は有電圧接点になるという解釈で合っているのでしょうか?
難しいところでございまして、
無電圧接点は
別の機器と配線するときに相手側の機器に接点だけ渡します。
有電圧接点は
別の機器と配線するときに相手側の機器に接点と、電源を供給します。
ご質問の場合は
わたり配線で電源を送った場合は"接点がない" ⇒無接点
スイッチ経由は"接点がある" ⇒有接点
というようなイメージだと思いますが、スイッチ経由でもワタリでも両方電源を供給する状態です。
ですので、無·有電圧接点に当てはめるのは難しいです。
少し話は逸れますが、よく混乱する内容として、
機械的に接点が動作するリレーを「有接点リレー」、半導体を使用して電気的に接点を動作する「無接点リレー」がありますので、気をつける必要があると思います。
少しでも回答になっていれば幸いです。
有電圧の図面で電源はリレーコイルの回路から電気を貰うのですか?
図面の違いがいまいち分からなかったので質問させて頂きました┏○ペコッ
例として、設備間同士で信号のやり取りをするときに
自分側の設備から、相手側の設備へ接点と電源を用意するのが有電圧接点になります。
相手側の設備メーカーの人から有電圧で欲しいと依頼があった場合は
何ボルト供給してほしいか確認して、リレーコイルの回路電源や、こちら側の電源を接点とともに供給します。
無電圧接点というのはテレビのリモコンみたいなことで有電圧接点というのは自分で電源を入れるような事ですか?
テレビの例になりますと、リモコンのON・OFFは無接点
テレビの電源スイッチが有接点になります。
無接点は電気的にON・OFF
有接点は機械的にON・OFF
相手側ってなんですか?無電圧接点の図だけ見ると接点にも電源が繋がっているので電圧がかかるんじゃない?最近勉強し始めたもので自分が無知過ぎてすいません、何度見直して意味がわからない=_=
説明不足で申しわけありません。
相手側とは外部のことで他の機器や他メーカーの設備になります。
おっしゃるとおり、無電圧接点の図では接点にも電圧はかかります。
分かりやすくお伝えできるか分かりませんが、
例えば、別の設備と信号のやり取りをするときに
「無電圧接点で欲しい」といわれた場合は接点だけ
別の設備へ渡します。
「有電圧接点が欲しい」といわれた場合はこちらから電源と接点を渡します。
ですので、どちらにしても接点に電圧はかかります。
@@JapaneseElectricalEngineer こんな無知過ぎる私に詳しくご教示いただきいたみいります。
なるほど、なんとなく分かってきました。電気シロウトからすると無電圧という言葉に惑わされていたように思います。無電圧というより無電源接点とか有電源接点という名前の方がシロウト的にはしっくりきます。まだしっかり理解出来ているとは言えませんがイメージはつかめたような気がします。御親切にありがとうございました!
@@JapaneseElectricalEngineer 設備間同士のインターロック信号でよく使いますねー
無電圧で欲しいのか、有電圧で欲しいのか
有電圧で相手に信号を送ると、相手側のブレーカーをOFFにしても
こちら側の電源が有電圧でいってるので、制御盤内には充電部が存在しますねー
そういう場合はマークチューブ色を変えたりしますね!
はい。設備間ではよく使用します。
制御盤のブレーカをOFFにしても
別経路からの供給で充電部が存在すると危険ですので、
可能な限り無電圧にしています。
マークチューブの色、変えるの良い考えですね。
素敵です。
そ
若いころ制御関係の仕事もしたけど、このような表現で接点区分をしたことがない・・・
今時はこういう表現を本当にするの?
無電圧接点は、よく話にあがります。
この動画のコメントで、他の方の書き込みにもありますが、設備間同士での信号のやりとり(インターロック信号)の時に、他の会社とそういう会話をします。
ほとんどは無電圧接点になりますけど。
あとは、電機機器のカタログの出力欄に 無電圧C接点などといった表記があります。
こういう表現しますね。
家電製品設計の仕事からFA機器設計に移った時に、このような用語に戸惑いました。
FA業界独特の表現のように思います。