「やれるかお前!気合い入れろ!」体力自慢の機動隊員も“キツい”と語る「駆け足訓練」を体験取材

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  • Опубліковано 27 лис 2022
  • 災害発生時やテロ対策の警備にあたる、県警機動隊。
    「治安維持の最後の砦」とも言われ、県民の安全を守るためどのような訓練を行っているのか、記者が体験取材しました。
    「やれるかお前!気合入れろ!」
    時には叱られ。
    「ほら戻れ!早く戻れ!」
    時には投げ飛ばされ。
    それでも走り続けるのは、福島県警機動隊です。
    機動隊は、災害発生時の人命救助やテロ対策の警備にあたる部隊で有事の際、最前線で活動する姿は、「治安維持の最後の砦」と呼ばれます。
    県警では、20代から30代を中心に、およそ70人の精鋭が機動隊に所属しています。
    福島県警機動隊・渡辺剛隊長「福島を支える力強い警察を体現するためにも、日々の訓練や稽古に励んで誇りと使命感を持って頑張ってもらいたい」
    「県民の安全を守りたい。」
    日々、厳しい訓練に励む新人隊員の姿を追いました。
    午前7時。
    隊員たちは、寮生活を送っていて毎朝、近くの神社でトレーニングを始めます。神社の階段でトレーニング
    この春、機動隊に入隊した新人隊員がいます。小崎海陸(こさき・かいり)巡査長です。
    小崎海陸巡査長「警察官になりたいなと思ったときから機動隊になりたい、入りたいとは思っていました。体力を活かせる部分だと機動隊っていうのは合っているなと思ったので機動隊を志望しました」
    中学校から柔道の鍛錬に励み、体力には自信がある小崎さんでも過酷と感じる訓練があります。
    それが・・・
    「駆け足訓練」です。
    小崎海陸巡査長「私でもまだまだ体力が足りないなと思うくらいキツい部分があったりもするので、体力面であったり、体力だけじゃなくて精神的にもキツい部分もあるので、そういった部分で大変だなと思う部分もあります」
    「駆け足訓練」は、一体どのような訓練なのか?記者も体験しました。
    記者も「駆け足訓練」に参加するため、まず身につけたのは、ヘルメットや手を守る小手などのプロテクターです。プロテクターをつけてもらう植野記者(左)
    そのうえ、重さ7キロの盾を構えます。
    Q.装備は全部で何キロあるんですか?
    「15キロあります」
    いよいよ訓練開始です。
    毎日、行われるという駆け足訓練。この日は、3キロの距離を走ります。
    すると早速、先輩隊員が語気を強めます。
    先輩隊員「聞こえねーぞ!腹から声出せー!」
    この訓練は、暴徒化した群衆と対峙した場面を想定しています。
    もちろん記者にも容赦はありません。
    隊員「走れー!気合たんねーぞ!」隊員に引っ張られる植野記者
    走るペースはジョギング程度ですが、重い装備は、徐々に体力を奪っていきます。盾を持ち続けるのも、やっとです。
    しかし、どんなにつらくとも隊列を崩すことは、決して許されません。
    先輩隊員「横揃えろ!部隊活動だぞ!」
    そして走ること30分。記者もなんとか走り切りました。
    Q.きょうはキツいほうですか?
    「もう少しキツいかもしれません」
    この日の訓練を終え、どんなに辛くても最後まで食らいつく、新人隊員・小崎さんの強さを肌で感じました。
    Q.小崎さんは最後まで声を出していて、ほかの隊員に負けないようにと心がけているんですか?
    小崎巡査長「そんなに走れるわけでもないので声くらいは出さないとダメなのかなと思うので、後半声が出せなくなっても頑張らなくてはと思います」
    私たちの暮らしを守るため、県警機動隊はきょうも訓練に励んでいます。
    小崎巡査長「まだまだ未熟なところしかないので、先輩方に負けないように追い越していくぞっていう気持ちでもっと頑張っていこうと思っています」
    県警機動隊はここ数年では、東京オリンピックの警備や、静岡県で起きた土石流災害の現場にも派遣されて、最前線で活動しています。
    詳細は NEWS DIG でも!↓
    newsdig.tbs.co.jp/articles/tu...

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