警察学校に"1日入校” 若手記者が体験リポート【佐賀県】 (23/02/15

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  • Опубліковано 7 вер 2024
  • 一人前の警察官になるため体力と知力などを養う、警察学校。
    何を学び、どのような生活をしているのか、サガテレビ2年目の若手記者が1日入校し、体験してきました。
    夜明け前から響き渡るランニングの掛け声。
    佐賀市日の出に門を構える県警察学校の一日が始まりました。
    警察官として必要な基礎知識や技術を学び、知力、体力、さらに精神力を身につけます。ランニングのあとはチーム対抗リレー。
    しかし、普通のリレーではありません。
    【長島百花記者】「けっこう重いです」
    バトンはなんと重さ5キロの楯。
    中学時代、とある県で400メートルリレーで県1位の成績を誇りましたが昔の光、いまいずこ。見事最下位となり、スクワットのご褒美です。
    Qどうだった?
    【長島百花記者】
    「きついです、とてもきつい、持ちにくいし、重いし、あと速い」
    清掃後の午前7時半。ここでようやく朝ごはんです。
    【長島百花記者】
    「先ほどまではジャージでしたが警察官の制服に着替えました、気分的には警察官になったので今からしっかりと授業を受けてきたいと思います」
    いよいよ授業の始まりです。この日の最初は「点検と教練」。
    【教官】「明瞭に指示をするように、それに部隊は動きますので、しっかり声を出して」
    【長島百花記者】「はい。気を付け、休め、気を付け」
    【教官】「もっと声が出る!」
    【長島百花記者】「回れ右!右向け右!」
    教練では、指示に従って団体行動をするなかで警察官に必要な規律を身につけます。
    続いて授業は、刑法や刑事訴訟法など基本的な座学のほか、犯罪捜査などの実践的な訓練もあります。
    この日は、女性がひったくりに遭ったという想定で、まずは事情聴取。
    【長島百花記者】「こんにちは、大丈夫ですか?」
    【被害者】「痛か〜膝の痛か〜」
    【長島百花記者】「どうやってけがされましたか?」
    【被害者】「ここでコケてけがした。私のバッグをバイクが持ってった、会社のお金なのにどがんしゅう」
    【長島百花記者】「落ち着いてください、ここは危ないので少し移動しましょう」
    事情聴取では、被害者に寄り添いながら犯人の特徴や盗まれたものなどを確認します。
    【長島百花記者】「どのくらいの身長だったとか」
    【被害者】「バイクとしかわからない」
    【長島百花記者】「どのくらいの大きさのバイクでしたか?」
    【被害者】「大きかった、ちっちゃかバイクじゃなかった」
    続いて、職務質問をして犯人を検挙します。
    【犯人】「一人ずつ声掛けていったらいいやん、効率的やろ」
    【長島百花記者】「皆さんにご協力をお願いしてて、少しだけいいですか」
    不審な人物に声を掛け職務質問を試みますが…
    【犯人】「よかよ、そしたら頭のスースーする」
    【長島百花記者】「これどうされたんですか?」
    【犯人】「思い出した、さっき拾ったバッグに入っとったけん、近くの交番に届けようと思ったとこやった」
    盗まれたものと特徴が一致するお金を見つけましたがなかなか検挙には至りません。
    【教官】「もっと攻めろ攻めろ」
    【長島百花記者】「でも証拠も揃ってるし、金額も合ってるんですよ」
    【犯人】「ごめんごめん、俺がやったけんね、これもう返し取って被害者の人に、ごめんね、ありがとう」
    【長島百花記者】「止まってください」
    【記者】「強盗の容疑が認められますのでここで逮捕します」
    時間はかかったものの何とか逮捕することができました。
    【古川彰一教官からの講評】
    「背も低くしてよく話を聞いたのは本当に良かった職質・検挙はなかなか犯人に対して声掛けから検挙までどうやって持っていこうか難しいなか、検挙まで持っていけたので良かったと思う」
    最後は、警察官の相棒、パトカーの運転訓練。狭いスペースの中で切り返し360度回って脱出するタコつぼと呼ばれるコースに挑戦しました。
    お手本を見せてもらい、いざ挑戦!
    しかし、どうやっても切り返すことができなくなり元の位置に戻り再挑戦。
    教官の指導と生徒の皆さんのサポートにより、無事、脱出することができました。
    【号令】「担当教官に注目、なおれ、ありがとうございました」
    今回の体験はごく一部。厳しい学校生活を耐え抜くモチベーションの高さと、精神力の強さが県民の安全安心を守るエネルギーや誇りにつながります。
    【貝野ひかる巡査】
    「仕事力がなければ被害状況を聴くなど対応ができなくなるので力をつけて対応していきたい」
    【川久保竜二巡査】
    「県民に常に寄り添うということ、そして制服を着ている以上、我々のように警察官になって1年目だろうがベテランだろうが一人の警察官として変わりはないのでどんな事案にでもその道のプロとして適切に対応できる、そんな警察官を目指したい」

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