詩仙堂・丈山寺(もやの中の庭園)Shisen-do Jouzanji Temple Kyoto Japan
Вставка
- Опубліковано 1 жов 2024
- もやに包まれた詩仙堂。水の流れと、ししおどしの音が響きます。
寛永18年 (1641年)、石川丈山59歳の時に造営され、
寛文12年 (1672年)、90歳で没するまでここで詩歌三昧の
生活を送った。
「小有洞」という門をくぐり、竹林の中の道を行くと、
石段の上に「老梅関」という門があり、その先に詩仙堂
の玄関がある。玄関上は3階建の「嘯月楼」となっており、
その右手 (西側) には瓦敷の仏間と六畳、八畳の座敷、
左手には四畳半の「詩仙の間」、「読書の間」など多くの部屋
がある。このうち嘯月楼と詩仙の間の部分のみが丈山当時の
建築で、他は後世の改築である。
庭園造りの名手でもある丈山自身により設計された庭は
四季折々に楽しむことができ、特に春 (5月下旬) のサツキ
と秋 (11月下旬) の紅葉が有名で観光客で賑わう。
縁の前に大きく枝を広げた白い山茶花も見所のひとつ。
一般にししおどしとして知られる、添水 (そうず)
と呼ばれる仕掛けにより時折り響く音は、鹿や猪の
進入を防ぐという実用性とともに静寂な庭のアクセント
になっており丈山も好んだという。