Kyoto Bach Solisten Kantate Konsatoこれがバッハだ! №92 1部 BWV1066管弦楽組曲第1番 カンタータBWV17 2025/12/8 京都洛陽教会

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  • Опубліковано 4 лют 2025
  • ごあいさつ
    本日は京都・バッハ・ゾリステン室内楽コンサートにご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
    カンタータは教会の礼拝の音楽として、キリスト教の教義を音によって示してくれるものです。バッハは、独自の語法やフィグールと呼ばれる音楽的修辞法を用いて素晴らしい作品を書き、教会学校の生徒たちを指導し、自らオルガンを奏で、指揮をしました。礼拝ごとに演奏されるカンタータは毎回が初演で、聴く者にとって始めて鳴り響くものだったのですが、バッハのカンタータは讃美歌が曲の中に入っていて、曲の最後は(例外もありますが)讃美歌で締めくくられています。この讃美歌の旋律は、もともと教会の会衆がなじんでいたルター派のコラールを用いている場合が多いので、メロディーは歌いやすく、初めて聴く人でも参加して歌うことができたのです。
    けれども、教会に集う人みんながバッハの全てを理解していたとは思えないでしょうし、私たちも名だたるバッハ学者の解説を頼りに日々学んでいます。こんなふうに言うと、やはりバッハの作品は難しいと思われるかもしれませんが、彼の音楽は空気の振動を通して、頭ではなく、身体に、心に直接響き、癒し、美しさ、希望、感謝、といったポジティブな感覚を与えてくれるものなのです。
    今回のカンタータ116番「汝、平和の王、主イエスキリスト」では、、現在でも争いがある世界中の国や地域に平和をもたらしてくださる方として、神に救いを呼びかけています。私たちなりの世界平和への祈りが少しでも皆様に伝われば幸いです。
    クリスマスのカンタータ、管弦楽組曲もごゆっくりお楽しみください。
    京都・バッハ・ゾリステン 
    主宰・音楽監督 福永吉宏

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