黒森賛歌「山びと われら」六郷登山協会
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- Опубліковано 25 гру 2024
- 黒森賛歌「山びと われら」
作詞 岩屋 朝徳
作曲 楠美 恩三郎
編曲 藤井 樹生
1
東の空に 明けゆくひかり
稜線目映く そびえ立ち
ここ仙北に 住む民人の
移ろう歴史 見続けて
永久に変わらぬ 黒森の
ここに集う
山びと われら
2
鳥居くぐって 尾根道渡り
行けば天突く ナナカマド
ブナの林の 清しき風よ
我が同胞と 共に行く
道も楽しき 黒森の
ここに集う
山びと われら
3
見下ろす平野 果てなく広く
西方はるか 出羽の丘
かすむ雲居の またその上に
浮かぶ鳥海 男鹿の山
眺め豊けき 黒森の
ここに集う
山びと われら
4
春はうぐいす 夏ほととぎす
錦織りなす 秋モミジ
雪に埋もれて 一丈五尺
四季折々に 想いあり
巡る季節に 黒森の
ここに集う
山びと われら
5
山と緑が はぐくみ育て
地下を流れて 幾とせぞ
湧きて流れて 清水となりて
生きとし生ける 諸々の
命うるおす 黒森の
ここに集う
山びと われら
6
元慶秋田の エミシの乱を
二千の軍勢 引き連れて
好陰鎮めた りゅうがの道に
今 秋草の 花咲けり
古蹟ゆかしき 黒森の
ここに集う
山びと われら
7
日照り続いて 大地が割れて
藁をかついで 村人が
山の頂 祠の前で
恵の雨を 待つ祈り
煙たなびく 黒森の
ここに集う
山びと われら
8
出羽を旅した 正岡子規が
ひとり歩いた 峠みち
秋田岩手を 繋げるために
畠久広げた 牛馬道
古道なつかし 黒森の
ここに集う
山びと われら