急成長ドローン・ビジネス 「国家資格」取得者が急増中 今後は人の上を飛ぶ「物流ドローン」が可能に!? (2023/12/06

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  • Опубліковано 25 сер 2024
  • マネー研究所。お金をキッカケに広島の暮らしやビジネスに関わるニュースをお伝えしていきます。担当は矢野寛樹ディレクターです。
    【矢野ディレクター】
    テーマはこちら。「無限の可能性に人気殺到」急成長するドローンビジネスに密着しました。
    広島県廿日市市の施設でドローンを操作する人たち。表情は真剣そのものです。
    ここはドローンの操縦を指導するスクールです。
    【スクール受講者】
    「この度、国家資格を取ろうと挑戦しています」
    【スクール受講者】
    「去年、国家資格ができるということでちょっと迷ったのですが、この度チャレンジしました」
    これまで民間資格だったドローンの操縦は、去年の12月から国家資格となりました。
    実技試験は国土交通省が認めた登録講習機関(ドローンスクール)で行われます
    【ハニービーワークス・藤原 弘幸社長】
    (Q:結構いろいろな人が試験を受けに来ますね?)
    「国家資格になった事で以前より増えています。建築関係や土木や測量など会社から取得しに来る人がメインです」
    このスクールでは、国家資格になったこの1年間で300人以上の合格者を出しているといいます。そもそも国家資格と民間資格の違いは何かいうと…。
    【藤原 社長】
    (Q:民間資格と国家資格の差は?)
    「現状はそんな大きな差はないです」
    差がない、とはどういうことなのか。実は今後、国家資格は大きな可能性を持っているんです。
    【藤原 社長】
    「ドローンの機体に関しても今後、新たな制度ができてくる。現状は『人がいない上空を飛ばしなさい』となっていますが、今後は国家資格保有者で(国から)認証を受けた機体であれば人のいる所、イベントなどでも飛ばしてもOKということになってきます」
    財務省も国内のドローンビジネスは今後、大きく拡大すると予想しています。
    特にサービス分野では2020年におよそ830億円だった市場規模は、5年後の2025年に5倍以上となるおよそ4300億円に急激に拡大するとしています。可能性が広がるドローン。いま各地で様々な実証実験が行われています。離島や中山間地域に物資を運ぶ実験や、先月はイノシシをドローンで追い込むという実証実験も行われました。
    一方で身近な所でも、すでにドローン技術は実用化されています。
    【スクール受講者】
    「(資格を取る)目的は農薬散布。庄原市の出身ですが結構、普及してきています。
    田んぼの中に入らなくていいとか体が楽です」
    農業ではドローンは数年前から実用化されてきました。
    10年前に立ち上げたこの会社ではスクールの他にこんな仕事もしています。
    【藤原 社長】
    (Q:これは何ですか?)
    「これは農薬散布用のドローンです。これはシーズンが終わったのでメンテナンスするために預かった機体です」
    (Q:結構来ますか?)
    「来ますね」
    藤原社長は会社を設立する以前から、30年近くドローンに携わってきたので、スクール以外にも様々な仕事をされているんですが、そんな藤原社長が今、取り組んでいるのは…。
    【藤原 社長】
    「ドローンは男性メインで動いているところがあるので、女性でも操縦は問題なくできるので、もっと女性が運用してもらえたらうれしいと思う」
    藤原社長は女性のサークル『ひろしまドローン女子』を主催して、年に4回、撮影会などのイベントを開催しています。
    【スクール受講者】
    「どういう所に行ったら飛ばせるよねとか、なかなか1人では飛ばせないから今度一緒に行こうよとか、そういうドローンにまつわる話がたくさんあって楽しいです」
    今、ドローンは我々の身近な存在になっています。そんな中、藤原社長が次に注目するのは…。
    【藤原 社長】
    「物流ドローンですね。いろいろな所で2024年問題などを聞きますから、最初に言った『認証を受けた機体』で人の上を飛ばすことが可能になる。そうなると市街地でも物流も実現するのかなと思う」
    ビジネスだけではなく、ドローンサッカーなどスポーツの世界にも活躍の場を広げるドローン。近い将来、私たちの暮らしに欠かせない存在になるかもしれません。

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