【ロール曲げ】テーパーロール曲げってどうやるの？（タイムラプスで全部見せます！）

ロール曲げの中で難易度MAXのテーパーロール曲げ加工のやり方を全て見せます。このテーパー管（レジューサー）はステンレスの内面が研磨で、傾きがきつい（小径と大径の差が激しい）ため少しずつ曲げるしかありません。
ロール曲げで製作する部品の多くは大型プラント（工場）向けです。大量生産品ではないので自動化の設備投資は割に合いません。したがって今後も熟練度に頼る加工が残ると思います。（AIが急激に発達し、人を育てるより設備（ロボット）を作った方が安くなれば話は別ですが。）
今後、高度経済成長期に建設されたプラントやインフラの老朽化問題がますます深刻化します。日本の社会問題を解決するため、テーパーロール曲げ加工のような技術を若い世代に繋いでいくのが山十佐野製作所の使命だと考えて、過去に社内教育用に撮影したこの動画を公開します。

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テーパーロールじゃなく普通の3本ロールで曲げるのは経験と勘が要りますね