獣な君と貧相な僕

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  • Опубліковано 11 лют 2025
  • 作詞動画・沙汰烏
    作曲・AI太さん
    歌・AI子さん
    なんか、難しい( 一一)

КОМЕНТАРІ • 1

  • @沙汰烏
    @沙汰烏  21 день тому

    以下歌詞です。
    私は人間ではない。
    生まれた時から、私は飢えていた。
    朝も昼も夜も、この闇のように深い森に生きる獣を襲って生きてきた。
    あの貧相な奴が来るまでは。
    今日は天気が良かったから、
    山の清流でニジマス釣ろうって山に入った。
    暗く深い森だけど、とても川が綺麗なんだ。
    その日、僕は彼女と出会った。
    最初は服をきた少女だと思った。
    でも全然違っていて、金色の眼をして、鋭い牙で野ウサギをくわえていた。
    人間じゃないのに。
    不思議と怖くなかった。
    とても綺麗で、僕は君に話しかけたんだ。
    初めての獲物だ。
    とても貧相な奴だ。
    こいつは食えばうまいのか。
    こいつは食べることができるのか。
    しかし、今日はもう獲物を捕まえてしまった。
    命びろいしたな、運がいい奴だ。
    今日は見なかったことにしよう。
    もう一度彼女と会いたくて。
    森の中をひたすら歩いた。
    突然何かに襲われて、地面におさえつけられた。
    喉を鳴らす姿は獣のようだった。
    銀色の髪に、金色の眼。
    美しい銀色の体毛。
    鋭い牙も、何もかも人間と違うけど。
    とても美しいと思った。
    なんだ、こいつは。
    また会ったな、貧相な奴。
    今度は獲物はまだだ。こいつを食べればいい。
    でもこいつからは恐れを感じない。
    何故だ。何故こいつは話しかけてくる。
    胸が変な感じだ。
    恐怖とか怒りじゃない。
    こんな気持ち初めてだ。
    初めてなんだ。
    僕はあれからずっと彼女を探し続けた。
    あの日から僕を避けるように。
    彼女は姿を現さなかった。
    でもね、たまに岩の上に置かれた魚を見つけるんだ。
    どこかから見てる?
    君に会いたい。
    また来たな貧相な奴。
    それでも持って、さっさと帰れ。
    ここはお前のような奴はすぐに襲われてしまうぞ。命知らずめ。
    お前なんか私が見ていなければどうなるか。
    おい、そっちは違うぞ。
    いつも道に迷うな。
    私が襲わないのは。
    たまたま腹が減っていないだけだからな。
    それだけだ。