能登のキリコ祭り (無形の民俗文化財):文部科学省

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  • Опубліковано 7 вер 2024
  • 能登半島には,キリコ(切子)やホートー(奉灯)などと呼ばれる大型の灯籠が神輿に供奉し,神幸の明かしとする行事が広く伝承されている。これらの祭りは,キリコ祭りの名で総称され,夏から秋にかけて行われる。夏を迎える前に,心身を祓い清める夏越しの行事に由来するとされ,笹竹に角灯を吊したものがその起源といわれているが,今日みられる灯籠の形態や行事の内容は多彩である。数多くのキリコが大松明のまわりを乱舞する能都町宇出津のキリコ祭りや海中でキリコが乱舞する珠洲市鵜飼の宝立七夕キリコ祭り,総輪島塗のキリコが登場する輪島市の輪島大祭などそれぞれに地域的な特色がみられる。そのほかにも,青竹に灯籠をつけた笹キリコやソデキリコと呼ばれる横長で袖のついた灯籠,人形灯籠を飾った山車などが登場する祭りや,大松明に付けられた御幣を奪い合う行事を伴うキリコ祭りもあり,能登地方に伝承される特色ある祭礼となっている。

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