1カ月に1回、書道を提出する!【活き生きチャレンジ】

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  • Опубліковано 25 чер 2024
  • 今回目標達成されたのは、認知面の低下から趣味である習字の継続が難しくなったと同時に、意欲の低下や自宅での活動量が低下されたI様です。
     I様は、3年程前に「大在習字教室に行けるようになる」という目標を達成され、目標達成後も習字教室にご自分の運転で通われていましたが、その後、運転への不安から運転免許を返納され、御家族様の送迎で通われていました。しかし、I様が御家族様への負担を気にされ、最終的には習字教室を退会されてしまいました。
     その後は、自宅では家事全般行うものの、活動意欲の低下や活動量の低下が見られ、I様本人も物忘れが多いことを気にされる様になっていました。
     そこで、何か自宅でできることはないか、担当セラピストと相談を重ね、趣味であった習字の再開をI様に提案しました!
    最初は、「1人じゃ、上手く書けないから・・・」と、習字の再開にも消極的でしたが、上手く書くことが目的ではなく、習字を再開することで、自宅での活動意欲や活動量の向上、認知機能の賦活が目的であることを説明すると、「それじゃあ、やってみようか!」と前向きな発言が聞かれ、担当スタッフから毎月習字のお手本を渡して、毎月1回は書道を提出するという目標を立てました。
     長年続けていた習字ですが、習字教室を退会してからは自宅で取り組みが出来なかったので、まずはもみの木利用時に習字を行い、自宅での取り組みへ繋げました。また、御家族様の協力を得て、習字をするように声掛けをして頂きました。それにより、自宅で習字をするということが習慣化できました!
     一年間の中で、若干の認知機能の低下により、意欲の低下から、なかなか実施出来なかったり、渡したお手本が見つからない等もありましたが、もみの木利用時の毎回の声掛けや、ご自宅へ電話したり、送迎時に一緒にお手本を探す等して、毎月の提出を継続することが出来ました!
     当初、毎月提出された作品の掲示を考えていましたが、I様が掲示することへのプレッシャーが強いとの事で、全ての作品は掲示できませんでしたが、もみの木夏祭りの時期と新年の1月には、I様のご了承を得て、もみの木玄関ホールやエレベーター内に掲示させて頂きました!
     その掲示を見たご利用者様からは、「字がキレイやなぁ!」や「上手に書けてるなぁ!誰が書いたん?」等の褒め言葉が多く聞かれた為、I様にもお伝えしたところ、「そんな事ないわぁ!」と謙遜されていましたが、素敵な笑顔も見られ、その姿はとても印象的でした!
     1年間という長い期間であり、意欲低下や認知機能の低下等で、提出が危ぶまれる時期もありましたが、担当からの声掛けにI様がしっかりと答えてくれ、何より長年の趣味であった書道を続けたいという気持ちが、今回の目標達成に繋がったのではないかと思います!
     今後も、毎月お手本を渡して自宅での習字を継続してもらい、自宅での活動量の向上や認知面への賦活を行って、いつまで趣味である習字を楽しんで頂けるように支援を続けていきたいと思います。I様目標達成おめでとうございます!
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