【誕生50周年】最初は『あんぱんまん』だった…なぜカタカナ表記に変化?

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  • Опубліковано 20 вер 2024
  • 絵本『アンパンマン』の誕生50周年を記念して現在開催している『絵本『あんぱんまん』~はじまりのアンパンマン~』(印刷博物館で9月24日まで)。複製された原画など約50点の作品と共に、アンパンマンの“はじまり”を振り返る企画展で、展覧会の担当者・石橋さんに誕生当時の知られざるアンパンマンの秘密を伺いました。
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    ■“あんぱんまん”誕生から50年
    アンパンマンが誕生したのは1973年。4~6歳向けの月刊絵本『キンダーおはなしえほん』の10月号で、やなせたかしさん作の『あんぱんまん』という話が掲載されたことから始まります。石橋さんによると、『キンダーおはなしえほん』は、一般の書店では売られず、幼稚園や保育園など定期購入した人や施設に月に一度届くという形で作られている絵本でしたが、『アンパンマン』が人気が出たということで、誰でも書店で購入できる絵本に仕立て直されたといいます。
    現在までに発売されている『アンパンマン』の絵本は200冊以上。アンパンマンの生みの親であるやなせたかしさんが亡くなった現在でも、制作が続けられているそうです。
    ■名前表記や見た目が変化 知られざる50年の歴史
    現在『アンパンマン』という名称で知られていますが、誕生当時やなせさんは子供向けの絵本をひらがなで書いていたという理由で、『あんぱんまん』とひらがな表記だったそうです。しかし、誕生から2年後に『それいけ!アンパンマン』という絵本が誕生し、現在のようなカタカナ表記に変化。「やなせさんの身の回りにあるパン屋が、全部カタカナで書かれていて、パンはカタカナで書いてあることの方が一般的、なじみが深いと思われていたそうで、カタカナ表記に直したと聞いています」と、石橋さんは説明します。
    また、アンパンマンの姿に関しても、いくつか変化が見られます。誕生当時と現在のアンパンマンの姿を比較してみると、昔は頭の大きさや手の指、足の長さなどが人間に近くリアルに描かれていますが、現在のアンパンマンは頭が大きくなり、手の指がなくなって丸く描かれていることが分かります。この変化については「お子さん向けの物語になっていく過程で、人間から少しずつアンパンマンという独自の生き物というか、キャラクターに変化をしていくという形の変化があったのかなと思います」と、コメントしました。
    ■ばいきんまん誕生秘話 モチーフは“ハエ”
    1979年には絵本で、アンパンマンのライバル・ばいきんまんが初登場。「やなせさんは、アンパンマンのミュージカルを開催しており、開催していく中で、悪役が足りないんじゃないかと思われたということで、新たに悪役を作るというところからばいきんまんが生まれたと聞いてます」と、ライバルの誕生秘話を明かしてくれました。
    誕生当初のばいきんまんの背中には大きな羽が描かれています。「実はばいきんまんは、ハエをモデルにしているとやなせさんはおっしゃっています。今は姿が変わっていますけど、初期に登場したばいきんまんは触角がトゲトゲであったり、羽が大きく生えていたり、元々のハエのイメージというのがすごく残っている形です」と説明しました。
    ■「非常にまれな作品」アンパンマンが50年続いた理由とは
    時代によって名前や姿を変化させてきた『アンパンマン』。「物語が続くに従って、かなり魅力的なキャラクターがどんどん生まれていくのは、これまでロングセラーを続けてきた要因の一つだと思います」と、石橋さんが感じた、アンパンマンが50年愛されてきた理由を語りました。続けて、「自分が子供の頃読んでいたものや知っているキャラクターを、お子さんやお孫さんとかに伝えられるのは、それほどたくさんの作品にないと思いますので、そういう意味では非常にまれな作品なんだなと感じています」と、アンパンマンの魅力を語りました。
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    #アンパンマン #ばいきんまん #日テレ

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