暗黒時代から脱却した広島東洋カープ！15年連続Bクラスという低迷期から抜け出し、三連覇を達成し今季も優勝争い！なぜカープは長期の暗黒時代から抜け出せたのか？

[@症候軍-t6l]

96年優勝できなかったのは、頼りにしていた投手が3人抜けたことが大きく、これを機に投手力低迷の時代に入っていきます。
・40歳で開幕投手だった大野豊さんが引退の引き金になる血行障害で不調となり、離脱
・前年新人王を獲得した山内が調子が上がらずリリーフに配置転換
・前年193回投げ15勝8敗防御率2.74だったチェコも良い時と悪い時の差が激しく9試合で防御率4.80で、途中から自称ケガで離脱
などもあり、紀藤真琴、加藤伸一、山﨑健の３名が規定投球回を投げ、３人で貯金10作ったものの、抑えの佐々岡以外の防御率が3点台かそれより上で、２点台は０人、佐々岡のみ１点台という状況でした。
夏場になり、その穴が大きくなってきたところ、4番の江藤が試合中の守備でケガをして離脱
右の町田、左の浅井という、そのシーズン３割を超える打率だった２人を擁するも、サードの選手ではなかったことに加え、他の控え野手が弱かったことから、失速し、優勝ペースが最後に逆転優勝されてしまいました。
ちなみに、そのシーズンカープの正捕手で打率.314、ゴールデングラブ、ベストナイン、最優秀バッテリー賞などを獲得した西山秀二さん曰く、「選手よりも先にコーチが（優勝旅行どこやろななどと）盛り上がっていたことで、選手と溝ができていた」とのこと
（６月終了時点で42勝24敗で、２位と5.5ゲーム差、逆転優勝されるジャイアンツとは11ゲーム差あった）
97年は、新人王に沢崎俊和、42歳で最優秀防御率の大野豊が規定投球回到達し、貯金を作ったが、同じく規定投球回到達した、山内、黒田の黒星でちょうど貯金が０。１軍デビューとなった横山竜士が56試合93回を投げ、10勝5敗、佐々岡も抑えとしてチームを支えていたものの、５番手以降はほぼ決まらず。打線も4番の江藤が前年のケガの影響からか不振に陥り、正田の衰えや西山、町田、浅井の不振などもあり、３位で終わる
98年は、絶好調だった緒方孝市が甲子園フェンス激突によるケガで離脱し、西山もケガでほぼ１軍にいなくなり、投手陣は規定投球回到達者がミンチーと加藤、新人の小林幹英以外は、ケガや不調の投手ばかりで、抑えだった佐々岡が先発に戻されるなどしたものの５位
新井監督がプロ１年目だった99年は、大下剛史さんがヘッドコーチで帰ってきた年で、三村監督の時代にはそこまで厳しくなかったものが、一転地獄に変わってしまい、主力選手が相次いで故障する事態になり、当時主力だった金本選手も大下裁定で２軍行きになったりして、最終的には4位と9ゲーム差の5位
ちなみに、1年目の新井監督にも1軍出場のチャンスがあり、守備はアレでしたが105打席で打率.221だったものの、ヒットの半分がホームランということからも、翌年以降もチャンスを貰えるようになりました。

[@niwaka_to_mania]

30年近く前のことを細かく覚えていらっしゃいますね！
このコメントを読んでとても懐かしかったです！山内投手の真似は子供の頃によくやってました（笑）
大下コーチの猛練習で選手が潰れたりしていたんですね…

[@ルヴァン賢一]

普通に弱いけどね。