【朗読】「薮の蔭（やぶのかげ）」見知らぬ侍と夫とのやりとりから明らかになった真実とは！？【時代小説・歴史小説／山本周五郎】

💬祝言の夜、夫となる相手は薮の蔭で重傷を負って倒れていた。
混乱の中、式をあげることなくそのまま嫁いだ由紀だが、出しぬけに夫から金の工面を頼まれる。
そして、それにつづく夫の不可解な行動の数々―。
揺れる気持ちを抱えつつ、ひたすら夫と姑に尽くす由紀の前に、ある日、見知らぬ侍が現れる！？
🔷短編集「日本婦道記（にほんふどうき）」から『薮の蔭（やぶのかげ）』を朗読します！🔷
【登場人物】
由紀 －－－－－－ 休之助の妻。
安倍休之助 －－－ 由紀の夫。おなんど役。
図書 －－－－－－ 由紀の父。大寄合役。
源吾 －－－－－－ 由紀の兄。
なお女 －－－－－ 休之助の母。
吉岡頼母 －－－－ 由紀と休之助の仲人。
沢本平太夫 －－－ おなんど頭。
瀬沼新十郎 －－－ 休之助の友人。
母 －－－－－－－ 由紀の母。
📌目次
00:00:00『オープニング』
00:00:31『しおり１』
00:08:34『しおり２』
00:16:46『しおり３』
00:25:13『しおり４』
00:32:49『しおり５』
00:40:20『しおり６』
00:52:14『エンディング』
👦🏻山本周五郎（やまもと しゅうごろう, 1903年 - 1967年）
山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年『須磨寺附近』が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、亡くなる直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。
人間に対する深い愛と洞察力で多くの読者の支持を得た。
中でも『青べか物語』は著者畢生の名作として名高い。
1920年『廣野の落日』
1934年『明和絵暦』
1938年『風雲海南記（旧題：浪人時代及び武士道春秋）』
1942年『日本婦道記』
1943年『新潮記』
1946年『柳橋物語』
1948年『寝ぼけ署長』
1950年『楽天旅日記』
1951年『山彦乙女』
1951年『火の杯』
1952年『風流太平記』
1953年『栄花物語』
1953-54年,1956年『正雪記』
1954-58年『樅ノ木は残った』
1958年『赤ひげ診療譚』
1959年『天地静大』
1959年『五瓣の椿』
1959年『彦左衛門外記（旧題：ご意見番に候）』
1960年『青べか物語』
1961年『おさん』
1962年『季節のない街』
1963年『さぶ』
1963年『虚空遍歴』
1966年『ながい坂』
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