県政史上初 知事の辞職勧告決議案を可決 ドキュメント

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  • Опубліковано 23 лис 2021
  • 川勝知事のいわゆるコシヒカリ発言をめぐって県議会の臨時会で知事の辞職勧告決議案が提出され、可決しました。川勝知事は辞職する考えはないとした一方で、年末の報酬やボーナスの受け取りを辞退する意向を示しました。
     <自民改革会議 野崎正蔵代表>「本日、辞職勧告決議案を公明党会派と共同提出することに決定致しました」
     11月24日の臨時議会が始まる30分前に記者団にこう語った自民改革会議の野崎代表。当初予定していた不信任決議案を断念し、辞職勧告決議案を出すと明かしました。不信任決議の可決に必要な出席議員の4分の3以上の賛成が見込めず、直前になって2分の1以上の賛成で可決できる辞職勧告決議に切り替えた形です。
     <川勝平太知事 参院補選の応援演説(10月23日)「あちら(御殿場市)はコシヒカリしかない。だから飯だけ食って、それで農業だと思っている」
     <自民改革会議 野崎正蔵代表>「言っていいのか悪いのか、3秒考えれば分かりそうな言葉を繰り返す知事は言語道断。静岡県知事、川勝平太君に辞職を勧告します」
     川勝知事の「コシヒカリ発言」が、辞職勧告を審議する「県政史上初の事態」にまで発展したのです。
     <天野真梨花記者>「不信任案が見送られたとはいえ、静岡県知事に辞職勧告が出されるのは県政史上初めてです。川勝知事はいまどんな思いを抱えているのでしょうか。辞職勧告案が待つ本会議場へ向かいます」
     午後の臨時議会では知事の辞職勧告案に対する賛成と反対、それぞれの討論が行われました。
     <辞職勧告に反対 ふじのくに県民クラブ 佐野愛子会長>「知事は謝罪をしました。県民の皆様にもそれが伝わったのではないかと思います。知事は全国的に注目されているリニア中央新幹線の問題、そのためにも政治的空白を作るわけにはいきません」
     <辞職勧告に賛成 自民改革会議 木内満県議>「マイクを握り声を張り上げた。うっかり言ってしまった失言ではない。知事を任せる人格でないことを自らの演説で高らかに証明してきた。今回、辞職勧告決議案に至ったのです。可決されれば辞職を選ぶのがまっとうな判断」
     そして、採決の時を迎えました。
     <県議会 宮沢正美議長>「66票中、47票賛成、19票反対で川勝知事への辞職勧告が可決されました」
     自民会派や公明会派など47人の賛成で成立要件の2分の1を大きく上回り、辞職勧告決議は可決されました。
     県政史上初となる辞職勧告を受けて川勝知事は…。
     <川勝平太知事>「極めて深刻に受け止めています。これから年末にかけて猛省の期間にしたいと思います。これから議会もありますが区切りをつけ来年は生まれ変わったような気持ちで仕事をする」
     辞職についてはー。
     <川勝平太知事>「職責を全うしながら辞職勧告を受けたことを忘れることのないようにする」
     自民改革会議は議会としての意思を示せたと強調しました。
     <自民改革会議 野崎正蔵代表>「圧倒的な議員の支持が得られたと考えている。まず我々としては辞職も求めてきた結果をきちんと示して頂きたいとしていますので、その結果をみて判断していきたい」
     今後は「ノーサイド」というスタンスを掲げる川勝知事ですが、各会派との信頼回復にはまだ時間がかかりそうです。
    11月24日 SBSテレビ「ORANGE」放送
    #おれんじ
    #オレンジ6

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