ふたつの特集・特集1「志賀と珠洲。3.11の教訓は『絶対に動かすな』」 特集2「JAL機と海保機 衝突事故の教訓」
Вставка
- Опубліковано 6 бер 2024
- 第172回は、ふたつの特集をお届けします。
特集1 志賀と珠洲。3.11の教訓は「絶対に動かすな」
電話インタビュー: 小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
この3月11日で福島第一原発事故から13年を迎えますが、前半では、この番組で一貫して原発の危険性、愚かさを伝え続けてくださっている、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに改めてお話を伺います。能登半島地震の際、志賀原発に何が起こったのか?そして最悪の事態を免れたそのわけとは?
東日本大震災による福島第一原発事故は、未だ福島を中心とする被災地に大きな爪痕を残している大惨事ですが、ほんのわずかなことで福島だけでなく、東京を含む東日本すべてが壊滅した可能性も十分あるのだと小出さんはおっしゃいます。能登半島地震でも、福島事故からおよそ13年の間、志賀原発も柏崎刈羽原発も停止中だったことが、本当に不幸中の幸いでした。もし稼働中だったとしたら。そして今回もっとも震度が大きかった珠洲市に原発建設計画があり、住民による反対運動で建設が凍結していますが、建設されていれば、それは世界最大級の合計1千万キロワット原発だともいいます。
今回小出さんには、世界で発生する地震の1割~2割が集中する日本列島に57もの原発を作り、再稼働に突き進む日本の原子力行政の狂気について、そして電力会社の無責任な隠蔽体質についても改めて言及していただきます。世界標準となった100万キロワットの原発を1基、1年稼働させれば、広島原発1,000発分の死の灰を生み出すといいます。取り返しのつかないことになる前に、原発は絶対に動かさない、そう決意し引き続き声を上げていかねばなりません。
特集2 JAL機と海保機 衝突事故の教訓
電話インタビュー: 山口宏弥さん(元日本航空パイロット)
後半は、元日本航空のパイロットで、労働組合の委員長などもつとめてこられた山口宏弥さんに、1月2日に発生した日航機と海保機の衝突炎上事故をテーマにお話しを伺います。全く枠組みが異なる官民の航空機が混在しながら過密化する都市空港の現状、管制官はじめマンパワーの不足、事故調査の在り方や航空業界の構造的な問題など、事故が起こる根本理由に迫ります。そして見えて来たのが、巨大企業の憂慮すべき体質です。羽田事故で機敏に判断し適切なドアを開けすべての人命を救ったのは、何十年のキャリアをもつベテラン客室乗務員だったと山口さんはおっしゃいます。熟練したキャリアを持つ操縦士を年齢でリストラするなど、人命より利益重視の日本航空の体質にも警鐘を鳴らします。その他、最新鋭機材導入の死角や、機長・副操縦士など人員のミス・コーディネーションなど、さまざまな事情が複合的に絡む中起こった事故を教訓に、今後、乗客の安全をどう守って行けばよいのか?山口さんとともに多角的に分析しながら考えます。
今回も盛りだくさんの60分、最後までごゆっくりとお付き合いください。
00:03 前枠 TM~
04:20 前半(原発事故)Jingle~
21:32 後半(航空機事故)Jingle~
56:26 後枠 ETM~
58:03 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
※番組へのメッセージやその他の回を聴くには、 「路上のラジオ」公式ホームページからどうぞ!
www.radiostreet.net/
※「路上のラジオ」からご支援のお願い
この番組は皆さまからのご寄付によって制作・配信しています。リスナーの皆さまおひとりおひとりのあたたかいお志しがあって、ラジオ局やUA-camを通してたくさんの方々にお伝えすることができているのです。心から感謝しますとともに、ますますの応援をどうぞよろしくお願いいたします。ご寄付の詳細は、こちら「路上のラジオ」公式ホームページをご覧ください。 www.radiostreet.net/donation/
いつもご愛聴くださり誠にありがとうございます!
今日の新聞に、志賀原発の外部電源の一部の復旧の見通しが立たないという記事が小さく載ってました。もう、廃炉するしかないと思います。ほんとに小出先生のおっしゃるとおり、すべての原発を早く止めるべきでしょう。今、心配なのは、福井の原発です。数基が動いていて、もし、地震が起きたら大変なことになります。この間の小出先生などのお話で、日本海側の原発は、風が列島の方に吹くので列島に放射能が拡散するとおっしゃられていたと思いますので、福井の原発で事故が起きれば、北陸はもちろん、山陰、近畿、中部地域など、日本の真ん中に住めなくなるのではと危惧します。
西谷さん いつも渾身の配信ありがとうございます❤😊
何度も聞いて 世の中の深い部分を知る事が出来てためになります!❤
毎回話を聞きたいゲストばかりで嬉しいです😊ありがとうございます!
私は四国住まいで、最近の伊方原発近くの地震が恐ろしかったのですが、それでも同僚(30代、時事問題疎い)は「大丈夫、原発建ててる所は安全なんだよ。揺れない所に建ててるんでしょ」と言っていて呆然としました。こんな風に「立地場所=安全」と考える人もいるんだなぁと。伊方は活断層の真上なんですけどね…😔
重大事故になりかねない
原発と飛行機事故
人の安全より会社の利益優先
資本主義とは 人命軽視の方に
向いてしまうのですね…トホホ😂
山口さんのようなパイロット 熟練のCAさんが会社から解雇されるような会社って何なんでしょうね?!
アタクシ達利用者、国民は
真剣に考えなければならない
重大な問題です!❤
西やんの大ファンです。頑張ってね。😊
同感です。〰️🙆♂️
立憲、居心地の良さに胡座をかくな🙅🏿〰️
必要な情報を開示しなかったり、うそ偽りの情報を故意に提供した者には罰則を設ける必要があるのではないかと思いながら聴かせて頂きました。あまりにも平然とそういう行為がまかり通り過ぎていると思います。
地震履歴を見たらまだ志賀町近辺では余震が頻繁に続いてますね…
大分地裁で、伊方原発稼働中止の裁判が棄却されました。直ちに中止するだけの危機があるとは認定出来ないんだそうです。認定された時には取り返しのつかない被害が出た後で、遅いっつーことでしょうが。と言いたい。
・管制官のリストラ問題 → 歴代自民党政権の人減らし政策
・横田空域での飛行制限 → 在日米軍の特権
羽田空港事故は情報公開が進まず様々なタブーもあり、原発事故のように原因がうやむやにされてしまうのではと危惧しています。西谷さんをはじめ多くのメディアの目をもって、取材報道をお願い致します。
路上のラジオ、楽しみに聞いています。
西谷さんの知見の高さに感心しています。
今回も勉強になる話し!繰り返し聞かないと理解できない程の内容です。
❤ありがとうございます😊
志賀原発の場合もモニタリングポストはなぜすべてが計測不全におちいるのでしょうか。素人のわたしには不可解です。
5月に新潟での小出先生の講演をお聞きします。地殻変動が起きる国土に原発を建てるなどとんでもないです。
西谷さんと同い年、元「飛行機オタク」、原発に関心高い、地球物理学科卒業、今年の1月は「興味をもっている分野」に大きな出来事が重なりました。
山口さんの言われていた「航空機事故の捜査に警察が入ることは原因究明の邪魔になる」(言い回しはもっと穏やかでしたが)は、「科学とか近代の制度とか、導入してみたが『和魂洋才』、実は本質を理解していない・根付いていない」という近代(?)日本社会のより広い病弊に根差すものと感じています。(岸田秀氏の言う「木に竹を接ぐ」姿勢です)
原発の「安全基準」も「避難計画」も、「書類が整っていれば十分」と考えているように見えます。
「建前は建前、真に受けて取り組むものではない」「そんな書類上のことにこだわるのはやめて、大人の対応をしろ」。事故に限らぬ多くの問題の通奏低音になっていると感じます。
原発事故の場合、住民が避難する経路は渋滞が起こりますから、事実上地域住民が逃げられないという事です。裁判官はそんなこと加味しませんし、放射能は無主物であるとの法は削除してほしいものです。
「規制委員会」という名の推進委員会。
名前を変えなさい!と言いたいです。
こんにちは
ためになる御話しありがとうございます
原発事故も衝突事故も
経産省、国交省も、想定外と
言い訳なのが似ているように
感じます。個人的に
火力発電所の爆発事故の際の比じゃない
原発事故の際の被害は、云うまでも
ありませんよね😢
衝突事故、
洗濯機の脱水中、フタが開かない
そういう安全安心の概念が
考慮されてないシステムが
ひじょうに問題ですし
その運用を許してきた
国交省の責任はひじょうに重いと
思います
下の立場からのフィードバックで事故が防げる可能性が上がる、労働組合などあって上下関係を緩和することも重要かも、など飛行機事故に限らない色んな現場の安全に関わる話もあって非常に勉強になりました
「原発廃止」を党是とできないでいる、立憲民主党も大問題
情けなさ過ぎる!
同感❗️〰️
半角にしていただけたらそのまま飛べて、嬉しいなぁ。
00:03 前枠 TM~
04:20 前半(原発事故)Jingle~
21:32 後半(航空機事故)Jingle~
56:26後枠 ETM~
58:03アナ尻
1:00:00曲尻 ~F.O
原発反対の政党はれいわの他に
どこの政党(?_?)
原子炉スクラム後、1時間経過で崩壊熱は定格熱出力の約1%になる。小出氏は、1日で10%と発言しているようだが桁が違う。このような基本的事実の誤りは訂正されたほうが良いのではないか。