世界に一つだけの花/SMAP(弾き語りcover)
Вставка
- Опубліковано 10 лют 2025
- 日本で最も有名な曲、として挙げることも可能であろうこの曲。小学校の高学年くらいから(?)逆張り精神満載の私は、もともとあまり響きませんでした。この曲が伝えたいメッセージはまっとうで美しいとはわかるんだけど、ただの「キレイごと」だよなぁと。されど時は流れ、、、高校生くらいになったころ、この曲が好きになりました。これといったきっかけはなかったけれど、おそらくいろいろな経験を重ねていって変わりました。「キレイごと」とか「理想」とか、実は捨てたもんじゃないのではないかと思うようになりました。「キレイごと」ってキレイだから「キレイごと」と言うし、「理想」は理想的なものに対して「理想」と言います。もちろん現実を見ることも大切です。現実的な視点がなければ物事は進みませんし、みんながみんなキレイごとを語っていては大変な話です。でも、その「現実」の力で「キレイごと」とか「理想」を排斥するのはどうなのでしょうか。高校生までの私はきっと大事なのは現実で、理想なんて逃げ場所を探しているやつの謳い文句だろうとでも思っていたのかもしれません。でも今の私は現実も理想もどちらも大切だと思うようになりました。現実で理想を粉々にするのは簡単だけれど、それは暴力的だし、どこか悲しい気もします。現実を語る人もいれば、理想を語る人もいる。一人一人違う種を持つ。それこそが普通だしベストの状態だと思います。
澄み切った優しさとか、自分と違うものを認めたいという心。そんなものを思い出させてくれるのが私にとっての「世界に一つだけの花」という曲です。あなたはあなたの種で、あなたの水で、どんな花を咲かせますか?