「わたこと。」

　〈この世界にはまだ「ことば」になっていない、良いものがある〉をコンセプトに「わたしをことばにする研究所」が立ち上げたオウンドメディア「わたこと。」。
　
　私たちが何気なく感じる「良いもの」の根源は何か。独自の取材やインタビューをもとに考察し「ことば」にすることで「新たな豊かさの価値」を暮らしの中に取り入れようという試み。食、暮らし、働き方、モノ、サービス。創造的な現場を訪ね、写真と映像、テキストでその魅力に迫る。
　

　立ち上げは「わたしをことばにする研究所」所長で、元フジテレビアナウンサーの宮瀬茉祐子。情報バラエティ、スポーツから報道番組まで、多様な人たちとの関わりから得てきた「ことば」化の技術を「わたこと。」に活かす。

　コラムニストに、宮瀬の元同僚で、子育てや移住など新たなライフスタイルの実践者としても発信を始めたフリーアナウンサーの政井マヤ。パリ在住で美術館をはじめとした文化施設や企業に対して講義や提案も行うヨーロッパ文化の専門家、大屋佳諸里などを迎える。月テーマに沿ったコラムで、未来につながる新しい日常の窓を開いてくれる。

　コラムでは、編集長の宮瀬が注目する良きモノ、良きサービスを提供する店や企業に注目。セレクトショップのバイヤーさながらに、これからのトレンドを担う新しい価値を紹介する。政井、大屋に加え、毎月ゲストコラムニストを迎え、時事性のあるトピックから時代の変化を読み解く、予想する。

　今後、読者向けのイベントやイーコマース事業への展開も視野に発信を本格的にすすめていく準備をすすめている。