自動文字起こしなので、誤字脱字があります。
この子らを世の光に 1965年 から抜粋
知識として
糸賀 一雄は、日本の社会福祉の実践家。
知的障害のある子どもたちの福祉と教育に一生を捧げた。戦後日本の障害者福祉を切り開いた第一人者として知られ、「社会福祉の父」とも呼ばれる
1946年11月、戦後の混乱の中で池田太郎、田村一二の要請を受け、戦災孤児を収容するとともに、知的障害児の教育を行う「近江学園」を創設し、園長に就任。
この本はあまりちゃんと読めなかった。
最初から近江学園の成り立ちの経緯などから書いていくんだけど、登場人物の多さと人物たちの簡易な説明が続いてあまり面白いものではない。
困難さやたくさんの人たちに助けられて、賛同されて成り立っていく様はわかるのだけど。
いくつかの話、文章はハッとするものではあるのだけど最初の方は読み流すくらいでいいと思う。
たしかに日本社会において教育においての人格とは、社会的資源として評価するものでしかなく、社会的人格としては優秀でも、それ以外においての人格としての評価は別になる。
ただ、例えばやまゆり園の事件は人間の価値を社会的価値と同一視してると言える、それは事件を起こした犯人だけでなくこの日本社会に蔓延っている価値観であり、日本の教育のせいでもある。
改めて我々は大人と子供関係なく、社会福祉について考え直し学び直す必要があると思うが、そのことについて言及する著名人を私は知らない。
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