ピアニスト 松田華音さんに作曲家 伊福部昭、早坂文雄、そして松田華音さんが2025年に日本初演される《ピアノ協奏曲 第２番》の作曲者であるロディオン・シチェドリンについての想いをうかがいました。　　　　　
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2024年7月20日、井上道義マエストロ & 神奈フィルとの伊福部昭《ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ》共演が記憶に新しいピアニスト 松田華音さん。
目もくらむほどの輝かしいプロフィールに裏打ちされた瑞々しさ溢れる演奏は、2014年に世界的レーベル「ドイツ・グラモフォン」からのCDデビューを実現させ、今年2024年はCDデビュー10周年にあたられます。その記念すべき年にいかなる星の巡り合わせか松田華音さんが「Salidaチャンネル」に御登場。
●「Salidaホームページ」→salida1.web.fc2.com/index.html
● Salida制作CD『伊福部昭の純音楽』→salidanetshop.cart.fc2.com/ca1/7/p-r-s/
● Salida制作CD『早坂文雄の軌跡』→salidanetshop.cart.fc2.com/ca1/11/p-r-s/
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〔松田華音 略歴〕
香川県高松市生まれ。4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。
2002年秋、6歳でモスクワに渡りE.P.イワノーワ、M.ヴォスクレセンスキー、Ｅ.ヴィルサラーゼ各氏に師事、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校、モスクワ市立グネーシン記念中等（高等）音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。2004年　エドヴァルド・グリーグ国際ピアノ・コンクール（モスクワ）、グランプリ受賞。2006年　TVロシア文化チャンネル主催、くるみ割り人形国際音楽コンクール、ピアノ部門第一位受賞。
2009年　AADGT 国際Young Musician Competition（ニューヨーク）第一位受賞。2010年　才能ある青少年の国際コンクール&フェスティバル「クラシカ2010」グランプリ受賞（カザフスタン）。2011年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2011年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。
2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等（高等）音楽専門学校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞。翌年同校を首席で卒業。同年9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学し、2019年6月首席で卒業した。（グネーシン、モスクワ音楽院共に、ロシアで成績優秀者に贈られる「赤の卒業証書」を授与された。）同年、モスクワ音楽院大学院に入学、2021年6月修了。
2014年11月ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。2017年6月に2枚目のアルバム「展覧会の絵」をリリースした。
オーケストラとの初共演は８歳。これまでにミハイル・プレトニョフ、ワレリー・ゲルギエフ、アンドレア・バッティストーニ、ピエタリ・インキネン、秋山和慶、円光寺雅彦、尾高忠明、小林研一郎、高関健、飯森範親各氏などの指揮者、ロシア・ナショナル管弦楽団、ロシア国立交響楽団、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、プラハ交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、読売日本交響楽団、大阪交響楽団などと共演。2020年12月には井上道義氏指揮ＮＨＫ交響楽団と伊福部昭作曲リトミカ・オスティナータを、2021年11月にはNHK音楽祭にて飯森範親氏指揮日本センチュリー交響楽団とシチェドリン作曲ピアノ協奏曲第１番を演奏し、どちらも全国放送され、高く評価された。
2018年かがわ21世紀大賞受賞。
公式HP：www.japanarts.co.jp/artist/kanonmatsuda/