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DA医LY(日常の医学)|東大医学部五月祭企画
Приєднався 20 тра 2014
東京大学では、毎年5月に本郷キャンパスにて五月祭を開催しています。そして東京大学医学部医学科4年生は、毎年五月祭に企画を出しております。
今年度は「DA医LY~日常の医学~」というスローガンで企画を出展します。
「敷居が高いと思われがちな医学知識を身近に感じていただこう」という観点で、日常に寄り添った医学を分かりやすく解説したり、様々な医学・医療に関する事柄をみなさまに楽しみながら体験していただける企画をご用意してお待ちしています。
また、開催までの間、企画の準備の様子などを、このウェブサイトや、ツイッター・フェイスブックなどのソーシャルメディアを通して配信していきますので、こちらもお楽しみください。
今年度は「DA医LY~日常の医学~」というスローガンで企画を出展します。
「敷居が高いと思われがちな医学知識を身近に感じていただこう」という観点で、日常に寄り添った医学を分かりやすく解説したり、様々な医学・医療に関する事柄をみなさまに楽しみながら体験していただける企画をご用意してお待ちしています。
また、開催までの間、企画の準備の様子などを、このウェブサイトや、ツイッター・フェイスブックなどのソーシャルメディアを通して配信していきますので、こちらもお楽しみください。
『免疫劇場 MEN-EKI BLACK』/東大医学部自主制作映画
<平成26年度 東大医学部五月祭企画 出展作品>
◇免疫機構を実写映画化!
―― 免疫学は、刑事ドラマだと思う。
「非常ベル・目撃者・警察沙汰・潔白証明・指名手配・特殊部隊...」が分かるなら、「ケモカイン・樹状細胞・獲得免疫・MHC1・免疫記憶・Bリンパ球...」など簡単です。
耳を塞げば、短編ドラマ。目を閉じると、教科書の朗読(笑)。新感覚免疫映画。5月17日、公開。
◇この動画について
東京大学の学園祭「第87回五月祭」で、医学部が出展した企画の一貫として上映された映画です。
(ネットでの公開にあたって一部再編集しています)
◇企画の詳細はこちら
DA医LY(日常の医学)|東大医学部五月祭企画
daily-mayfes2014.umin.jp
◇五月祭での上映当日に配布した資料
こちらからダウンロード可能です。
t.co/22M1GAFle4
◇詳しい解説
我々の身体は、60兆個もの細胞で構成されている。それら細胞を周囲の異物から防御するため、免疫機構が存在する。
免疫機構を利用し、来るべき感染に備えさせる手段が ワクチン であり、種々の感染症制圧に大きな役割を果たしてきた。 無毒化・弱毒化 された病原体やその断片を注射して特徴を記憶させ、再感染時に効率よい免疫反応を誘導するのがその目的である。
傷害因子が体内に侵入すると、局所的な 血管拡張・透過性亢進 が引き起こされ、 好中球・マクロファージ 等の 炎症性細胞 が遊走する。これらの迅速な応答は汎用的なものであり 「自然免疫」 とよばれる。 自然免疫 は、より特異性の高い 「獲得免疫」 の誘導に必須である。
自然免疫 を担う マクロファージ は、異物を貪食し処理するとともに、 パターン認識受容体 で異物を感知し、 炎症性サイトカイン を産生する。これらの 炎症性サイトカイン は、 炎症反応 を亢進させ、細菌・ウイルス排除の効率を高める。例えば、 マクロファージ が放出した IL-12 は、 NK細胞 を活性化して、抗原非特異的に標的細胞を傷害させる働きをもつ。
これら 自然免疫 で対処しきれなかった異物は、体内で様々な悪影響を引き起こす。自らタンパク質を合成できないウイルスは、増殖のため、感染した細胞の機構を乗っ取る必要があるのである。
このような問題に対処するため動員されるのが 獲得免疫 であり、自然免疫 から 獲得免疫 への橋渡しを担うのが、正常組織内に存在する 樹状細胞 である。 樹状細胞 は、 抗原プロセッシング を行い、所属リンパ節に移動して、リンパ節内で 抗原 を リンパ球 に提示する役割を持つ。
各リンパ節には、他のリンパ球サブセットの機能を補助するリンパ球がおり、 ヘルパーT細胞 と呼ばれている。 ヘルパーT細胞 は、 樹状細胞 や マクロファージ から 抗原提示 を受け、 B細胞 や 細胞傷害性T細胞 を活性化する。
活性化された B細胞 は、抗体を産生し、ウイルスや細菌を無毒化する。 細胞傷害性T細胞 は感染細胞を殺傷し、生体から除去する。
このように ワクチン は 獲得免疫 を誘導するのに十分な効果を持つ一方、事前に処理を施されているため、通常重篤な被害は引き起こさない。一度獲得免疫系が作用したことで、 メモリーB細胞 や メモリーT細胞 が準備され、二度目の感染に対して強く・迅速に応答できるようになる。
メモリーB細胞 は、微量の抗原刺激で迅速に反応し、多量の 抗体 を産生する。 メモリーT細胞 は、同一抗原を提示している抗原提示細胞からの再刺激を受けると、著しく早くエフェクター機能を発揮する。一方、 自然免疫反応 を担う細胞は、一度侵入してきた異物を覚えてはおらず、同じ異物が2度目に侵入してきても、1度目と同じ反応をする。
再感染時、抗原で刺激された B細胞 は、抗原を細胞内部に取り込み、その抗原ペプチドを特異的に認識する T細胞 へと提示する。抗原提示を受けた メモリーT細胞 は、 エフェクターT細胞 に分化して多量の サイトカイン を素早く産生し、生体から抗原を排除する。これら 二次免疫応答 が、強く迅速に引き起こされることにより、生体は感染症の危機を未然に回避することができる。
◇免疫機構を実写映画化!
―― 免疫学は、刑事ドラマだと思う。
「非常ベル・目撃者・警察沙汰・潔白証明・指名手配・特殊部隊...」が分かるなら、「ケモカイン・樹状細胞・獲得免疫・MHC1・免疫記憶・Bリンパ球...」など簡単です。
耳を塞げば、短編ドラマ。目を閉じると、教科書の朗読(笑)。新感覚免疫映画。5月17日、公開。
◇この動画について
東京大学の学園祭「第87回五月祭」で、医学部が出展した企画の一貫として上映された映画です。
(ネットでの公開にあたって一部再編集しています)
◇企画の詳細はこちら
DA医LY(日常の医学)|東大医学部五月祭企画
daily-mayfes2014.umin.jp
◇五月祭での上映当日に配布した資料
こちらからダウンロード可能です。
t.co/22M1GAFle4
◇詳しい解説
我々の身体は、60兆個もの細胞で構成されている。それら細胞を周囲の異物から防御するため、免疫機構が存在する。
免疫機構を利用し、来るべき感染に備えさせる手段が ワクチン であり、種々の感染症制圧に大きな役割を果たしてきた。 無毒化・弱毒化 された病原体やその断片を注射して特徴を記憶させ、再感染時に効率よい免疫反応を誘導するのがその目的である。
傷害因子が体内に侵入すると、局所的な 血管拡張・透過性亢進 が引き起こされ、 好中球・マクロファージ 等の 炎症性細胞 が遊走する。これらの迅速な応答は汎用的なものであり 「自然免疫」 とよばれる。 自然免疫 は、より特異性の高い 「獲得免疫」 の誘導に必須である。
自然免疫 を担う マクロファージ は、異物を貪食し処理するとともに、 パターン認識受容体 で異物を感知し、 炎症性サイトカイン を産生する。これらの 炎症性サイトカイン は、 炎症反応 を亢進させ、細菌・ウイルス排除の効率を高める。例えば、 マクロファージ が放出した IL-12 は、 NK細胞 を活性化して、抗原非特異的に標的細胞を傷害させる働きをもつ。
これら 自然免疫 で対処しきれなかった異物は、体内で様々な悪影響を引き起こす。自らタンパク質を合成できないウイルスは、増殖のため、感染した細胞の機構を乗っ取る必要があるのである。
このような問題に対処するため動員されるのが 獲得免疫 であり、自然免疫 から 獲得免疫 への橋渡しを担うのが、正常組織内に存在する 樹状細胞 である。 樹状細胞 は、 抗原プロセッシング を行い、所属リンパ節に移動して、リンパ節内で 抗原 を リンパ球 に提示する役割を持つ。
各リンパ節には、他のリンパ球サブセットの機能を補助するリンパ球がおり、 ヘルパーT細胞 と呼ばれている。 ヘルパーT細胞 は、 樹状細胞 や マクロファージ から 抗原提示 を受け、 B細胞 や 細胞傷害性T細胞 を活性化する。
活性化された B細胞 は、抗体を産生し、ウイルスや細菌を無毒化する。 細胞傷害性T細胞 は感染細胞を殺傷し、生体から除去する。
このように ワクチン は 獲得免疫 を誘導するのに十分な効果を持つ一方、事前に処理を施されているため、通常重篤な被害は引き起こさない。一度獲得免疫系が作用したことで、 メモリーB細胞 や メモリーT細胞 が準備され、二度目の感染に対して強く・迅速に応答できるようになる。
メモリーB細胞 は、微量の抗原刺激で迅速に反応し、多量の 抗体 を産生する。 メモリーT細胞 は、同一抗原を提示している抗原提示細胞からの再刺激を受けると、著しく早くエフェクター機能を発揮する。一方、 自然免疫反応 を担う細胞は、一度侵入してきた異物を覚えてはおらず、同じ異物が2度目に侵入してきても、1度目と同じ反応をする。
再感染時、抗原で刺激された B細胞 は、抗原を細胞内部に取り込み、その抗原ペプチドを特異的に認識する T細胞 へと提示する。抗原提示を受けた メモリーT細胞 は、 エフェクターT細胞 に分化して多量の サイトカイン を素早く産生し、生体から抗原を排除する。これら 二次免疫応答 が、強く迅速に引き起こされることにより、生体は感染症の危機を未然に回避することができる。
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はたらく細胞実写かあ
はたらく細胞より前にこんなのあったんだ〜 まるではたらく細胞の実写版みたいで面白かった。
他の分野もみたい🤤
すげ〜!!笑笑
すごくわかりやすくて助かります!
コーレワカリヤス
試験前に見てます笑笑
わかりやすいなぁ
赤点を回避させてくれてどうもありがとう。免疫はバッチリです
わかりやすくて面白いです!ありがとうございます!
免疫の復習で時々見に来るけど毎回感動して涙が出てしまう😭
ここに出た人たちはもう現役ドクター?研修医あたりかな ナレーションプロぽい
しつこく続くコロナ騒動のお陰で?見に来ました😂
明日の生物基礎のテストでこれが出ます。本当にわかりやすくて助かりました!ありがとうございました
めちゃめちゃかっこいいことが体の中で起こってる
わかりやす!
めっちゃわかりやすいしめっちゃかっこいい
ぜひ他のやつも作ってほしい
学校の課題です
授業でみた!
授業全部寝てたので助かりました!
マー何と、似非学者が多い事。PCR法大学受験のトライのUA-cam講座でPCR法の講座があるので、 ご覧になってみては如何かな?真っ赤な波線がトライ講座の下に引かれました。 東大ってHAARPの部品を何処かに提供していたはずだよね?何処なんだろうね? 京大と同じ様にMUレーダー施設を持ってみたらどうだろう?世界ランク上がるかもよ?
くっそ分かりやすい
ナレーションの方、声も良いし上手ですよね!エンドロールに名前がなかったような?
分かりやすい!シリーズにすべき
これ授業でながしてほしい…
アニメの「はたらく細胞」見てるから、めっちゃわかりやすい。 ちなみに、ここからやってきた。 bookmeter.com/reviews/95910108
学校で見ました!!!
はたらく細胞と同時進行で観ました!!
免疫細胞達の訓練プログラムですね
分かりやすすぎます………………ありがとうございます!!
学校の先生がリンクを提示していらっしゃって『どうせ難しいやっちゃろ、』と舐めてみておりました。 そこら辺の授業よりも見ていたい、と思えるのは何故でしょう、有難うございます。
学校の授業で見させてもらいました! めっちゃ分かりやすかったです!
マクロファージがナース服に見えて焦った
わかりやすすぎて鳥肌立った
これ、学校で見ました。 すっごく面白くてリピートしに来ました🙄💕 さすが東大ですね✨
学校の授業でやったわ
細胞傷害性T細胞は、キラーT細胞の事で大丈夫ですか?
私、視神経脊髄炎という自己免疫疾患だからそれ系も観たいです。
はたらく細胞
マクロファージ先生あのね、いちばん弱いの先生だってほんとー??
すげえ
わかりやすい!!!!! 助かりました!!
わかりやすいけど、ちょい間違ってるところあるじゃん。
わかりやすすぎてびっくり ありがとう
とても分かりやすかったです 凄い…。
めっちゃ解りやすくて、クラスメイトに観せまくってます!!笑 他バージョンもみたい(;ω;)
これ学校の授業で見せられたやつや
素晴らしいっすね
授業でみた!