【12月14日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:00 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:55 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:07 エストニア諜報機関が恐怖の予測
3:04 プーチン自慢の3兆円プロジェクト 西側制裁で空中分解！
4:39 ロシアの命運は意外なこの国が握っている
5:42 各地域の戦況
6:11 ロシア領クルスク、ハルキウ方面の戦況
8:01 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
9:44 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
15:41 後方地域の爆発炎上事件
16:14 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
16:30 シリア情勢戦況図 イスラエルがシリア併合
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マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説！毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤：ロシア軍　青：ウクライナ軍　オレンジ：係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は？
　データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ウクライナ情勢
#プーチン大統領
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ウクライナとロシアのニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
UA-camのチャプター機能で
必要なところを見ることもできます
1番目
エストニア国防省の情報機関はウクライナの戦況を分析し、
「11月にはロシア軍は4万6千人の兵士、
30億ドル相当の装備を失い、
ポクロフスク方面でウクライナは大きな圧力にさらされている
ロシア軍は過去2週間で3000人のロシア兵が無力化され、
ポクロフスクに接近すればこの数字は増え続けるだろう」とロシア軍がポクロフスクに戦力を集中させ、
ロシア軍の損失が拡大傾向にあることを分析しました
また「クルスクではロシア軍は突破口を開くことができず、
反対にウクライナ軍はクピャンスクで前進した
悪天候はウクライナ軍に有利に働き、
ロシアは能力を発揮できずにいる」と天候の影響があることも指摘しました
2番目
今日もご飯が進む、
ロシアが3兆円をドブに捨てることになったというニュースです
テレグラフによると、
西側の制裁によりロシア産天然ガスの需要が激減したため、
ロシアは世界最大の天然ガス採掘施設を作ったまでは良かったものの、
稼働を断念せざるを得なくなったと伝えました
ベロカメンカにある北極LNG2施設は、
ロシアの威信と総額1兆9000億ルーブル（2.8兆円）をかけた一大プロジェクトで、
昨年7月に施設が完成、
すでに1万5千人の労働者を採用しましたが、
制裁によりロシア産天然ガス需要が急減し、
稼働できずにいます
その上、
氷で閉ざされた北極海を航行するための砕氷能力を持つガス運搬船が必要だったため、
韓国の造船所で鋭意建造されていましたが、
これも制裁によりボツになったとのことです
さらに需要者となるはずのインドは、
つい昨日、
原油については日量50万バレルを購入すると発表しましたが、
「北極LNG2から天然ガスを購入する計画はない」と発表し、
総額3兆円にも上るプロジェクトは完全に頓挫したと伝えています
オックスフォードエネルギー研究所のエマルコフ研究員によると、
「西側の制裁が効果的で、
北極LNG2がアメリカの特別な標的となっていた」と述べ、
ロシアが西側の制裁に敗北したことを説明しました
3番目
続けてご飯もりもりのニュースです
またテレグラフでは「プーチン政権の終わりは思っているより近い」との記事を掲載し、
ウクライナ戦争が終結し、
ロシアの崩壊の引き金となる一つの事象を指摘しました
長いので簡単にまとめると、
記事では第一次世界大戦下の1918年、
もはや経済が機能不全となったドイツ帝国がおこなった最後の大攻勢、
ルーデンドルフ攻勢の破綻を引き合いに、
ロシアのインフレ加速と金利の上昇、
国民福祉基金の枯渇、
石油価格の下落、
ルーブルの暴落について一通り説明したあと、
ロシア崩壊の引き金は、
サウジアラビアだと結論づけました
記事では、
「サウジアラビアが市場シェアを拡大させるため増産し、
原油価格は40ドルを下回るとき、
ロシアは制御できなくなり、
ウクライナ戦争が終わる」と分析しました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
海外で起きた出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍など
UA-cam用に最適化した表現で、
日本語でのみお送りしていますのでご了承ください
●北東部 クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が奪還作戦を
加速させているはずのクルスクと、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
くもり
最高気温-5度、
最低気温-6度
今日の天気予報は、
雪となっています
この方面では今年中にウクライナ軍を
クルスクから追い出す命令が下されていますが、
作戦は遅々として進んでいません
そのうち最近連日お伝えしているプレフォボの北では、
位置情報付きの映像によると
ウクライナ軍が攻撃をおこない、
ルジアンが撤退しました
ご覧いただいているのは
ウクライナ軍の第61機械化旅団のもので、
地図の場所で冷たい川を渡り撤退する
ルジアンの様子となっています
また、
複数のRuzzianの軍事ブロガーは、
12月10日から11日にかけて
Ruzzian軍が奪還したプレフォボでは、
北朝鮮軍の兵士が初めての手柄を挙げたと伝えました
北朝鮮軍の兵士は、
2時間かけて地雷原を2キロ前進して
集落を奪還したと伝えました
この作戦が
Ruzzian軍の指揮下にあったかどうかは不明です
いずれも戦況図に変更はありません
○ハルキウ方面
この方面でルジアンは8回攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
Ruzzian軍の攻勢は今日も失敗に終わりました
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で8回、
スバトベ・クレミンナ線で22回、
シベルスク周辺では少なくとも1回、
チャシフヤール方面で7回、
トレツクの方向に4回攻撃をおこないました
○クピャンスク方面
この方面では、
Ruzzian軍は小規模な攻撃を繰り返して
戦線を維持しています
しかし位置情報付きの映像によると、
クルリャキフカの北では、
Ruzzianが小隊規模の機械化攻撃を実施しました
しかし、
前線に出るはるか前にウクライナ軍に発見され、
ウクライナ軍のドローンに迎撃されて撃退されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第92機械化旅団のもので、
地図の場所でRuzzian軍の車両を
観察している様子となっています
この攻撃によりRuzzian軍は戦車1両、
BMP歩兵戦闘車3両、
MTLB装甲戦闘車3両を失い撃退されました
戦況図に変更はありません
それ以外の攻撃もRuzzian軍は2人から4人程度の
小規模な攻撃をおこない、
防衛の弱点を探しているものが多く、
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で47回、
クラホフ方面で51回、
ヴェリカノボシルカ方面で31回
攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面ではルジアンは
ウクライナ軍の陣地帯に正面から近づきつつ、
左右に回り込んで包囲しようとしています
ポクロフスクではウクライナ最大の企業が所有する
石炭鉱山が操業を停止しました
この鉱山はウクライナの石炭生産量の半分、
鉄鋼の生産で使うコークスでは
3分の1を占めていましたが、
前線が近くなり、
職員と従業員の家族の避難が
余儀なくされたとのことです
1番目
北側正面のリシフカでは、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
攻撃をおこないました
ご覧いただいているのは
ウクライナ軍のドローン専門の
マディヤールの鳥第414独立旅団のもので、
地図の場所付近を走行するRuzzian軍の
車両の様子となっています
この攻撃は撃退されましたが、
戦況図ではこの場所まで係争地が拡大したとして
更新しました
2番目
シェフチェンコでは、
集落内で激しい地上戦となっています
ウクライナ軍は集落内のルジアンの拠点に突入し、
戦車と装甲車量と歩兵を使い
ルジアンを排除しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第425スカラ大隊のもので、
集落の西にある第33学校の様子となっています
戦況図に変更はありません
3番目
ノヴォトロイツケでは、
昨日の動画で先程のスカラ大隊が突入して
ルジアンを押し戻したとお伝えしましたが、
その後再びルジアンが攻撃を仕掛け、
砲撃位置から、
西に1キロほど前進しました
その範囲を係争地からルジアンが占領したとして
戦況図を更新しました
面積は1.5平方キロほどになります
それ以外についてはルジアンの攻撃は
ウクライナ軍が応戦し、
Ruzzian軍に成果はありませんでした
○クラホフ方面
この方面ではクラホフという要衝と、
エリザヴェティフカの突出部を巡る
二つの攻防戦があり、
緊迫しています
また天候も悪く、
Ruzzian軍は、
ウクライナ軍のドローンが活動できない霧の中で
攻撃を仕掛けることがあるとのことです
1番目
クラホフでは、
ルジアンが北の工場と
南の高層アパート街で前進を試み、
あらゆる建物に入ろうとしていますが、
ウクライナ軍がドローンで排除しています
そのうちご覧いただいているのはウクライナ軍の
第46機械化旅団のもので、
北側の工場の地図の場所にある
小さな建物の様子となっています
戦況図に変更はありません
2番目
エリザヴェティフカの突出部では、
ウクライナ軍が補給線を確保しながら徐々に後退し、
ルジアンが前進しています
まずルジアンはハンニフカで攻撃をおこない、
現在の最前線がこの場所であることが確認できます
ご覧いただいているのはRuzzian側のもので、
ルジアンがロマノフカと
ハンニフカの間の空き地を前進し、
ハンニフカに入って最初の家の様子を
確認している様子となっています