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　※過去、京都府の公式UA-camチャンネルにて公開されていたものと同じ内容を、当チャンネルで再投稿しております。
【概要】
　平成28年8月21日（日）京都コンサートホール大ホールにて開催された「京都市少年合唱団　第67回定期演奏会」において、総勢221名の全員合唱により、組曲「もうひとつの京都」が披露されました。
　組曲「もうひとつの京都」の混声四部及び女声三部合唱版を、京都市少年合唱団用にアレンジした特別バージョンです。爽やかな歌声をお楽しみください。
　京都市少年合唱団では、年２回（８月・１月）定期演奏会を行っています（入場無料）。
　また体験入団・団員募集についても、毎年１１月以降に案内しております。詳細は、京都市少年合唱団HPにて案内しておりますので、興味関心がある方は、そちらも是非ご覧ください。
※出演依頼については、以下に記載の「お問い合せ」のリンクにてご確認いただき、ご連絡ください。
【演奏者】
指揮：加藤 完二
ピアノ：今西 陽子
合唱：京都市少年合唱団
【演奏曲】
組曲「もうひとつの京都」（作曲：葉加瀬太郎　作詞：松井五郎　編曲:増田真結）
　第１曲　茶かほる　～「お茶の京都」のテーマ～
　第２曲　懐かしの里山へ　～「森の京都」のテーマ～
　第３曲　天とつながる海　～「海の京都」のテーマ～
【初演奏時の紹介内容（第６７回定期演奏会プログラム抜粋）】
　全員合唱オープニングステージでは、われらが「京都府」をテーマにした合唱組曲を演奏いたします。
　2014年に京都府の委嘱により、京都市出身の音楽家葉加瀬太郎氏が、京都府をイメージする楽曲を作曲しました。そしてこの春、京都に学んだ作曲家増田真結氏の手によってその曲が編曲され、新たなる合唱組曲が誕生しました。京都市少年合唱団によるこのステージが、合唱版の全曲演奏としてはほぼ初演となります。
　日本人のみならず全世界の人々に愛される京都、そのイメージは古刹と日本の文化に彩られた歴史ある雅な街といったものでしょう。しかしこの組曲ではその典型的な「古都京都」ではなく、「お茶」「里山」「海」という自然のキーワードによって京都が描かれます。まさしく「もうひとつの京都」の魅力を、京都市少年合唱団総勢200名超による明るく澄んだハーモニーでお楽しみください。
　京都府の持つ自然豊かな一面が「お茶の京都」「森の京都」「海の京都」としてとらえられ、これらのイメージがそれぞれの曲に託されています。いずれも親しみやすく清々しい旋律で書かれており、京都市少年合唱団の爽やかな歌声によって、これらのイメージがより鮮明に浮かび上がることでしょう。
　第１曲「茶かほる」は、宇治市以南の京都府南部地域をイメージした曲です。青空の下に広がる、若葉の翠濃き茶畑の風景が描かれています。曲中「いつでもどんなときも言葉よりもお茶が繋ぐ気持ち」と歌いますが「言葉よりも音楽が繋ぐ気持ち」という思いをも込めて、団員たちは歌声を気持ちよく響かせることでしょう。
　第２曲「懐かしの里山へ」は、南丹市を中心とする中部地域をイメージした曲です。美しい北山杉が立ち並ぶ山々、日本人の心のふるさととも言えるかやぶきの里、ここ京都府に色濃く残る昔懐かしい原風景を、のどかな旋律で紡ぎます。
　第３曲「天とつながる海」は、京都府が誇る名所の天橋立を中心とする、海に面した北部地域をイメージした曲です。いかにも葉加瀬氏らしい変拍子を交えたリズミカルな前奏に続いて、力強い旋律が流れ出します。この終曲は京都府全域を巡る旅の終着点であり、また同時に次の旅への旅立ちを誘う、高揚感に満ち溢れたものです。歌詞に歌われる「さぁ　もうひとつ次の街へ行きましょう　さぁ旅を続けて」というメッセージは、団員たちにとって人生という旅そのものを表しているかのようです。
このステージの間に、「もうひとつの京都」をぐるりと旅した気持ちになっていただければ幸いです。
【関係リンク】
◆京都市少年合唱団HP 　kcjcc.jp/
◆京都市少年合唱団の紹介 　kcjcc.jp/aboutus/
◆体験入団・団員募集について 　kcjcc.jp/joinus/
◆出演依頼・お問合せ先 　kcjcc.jp/contact/
※収益化はしておりません。