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野生イネのゲノム解読が紐解くイネの進化:佐藤 豊 教授【遺伝研公開講演会2024】
我々が日々食糧として利用している農作物のほとんどすべては、人が作り出した生物です。作り出したと言っても遺伝子組換えやゲノム編集を行なったわけではありません。最も古くから人が農耕に利用してきた作物の一つであるイネの場合、約1万年以上もの長きにわたり人為選抜が繰り返されて野生植物から現在のイネ品種が作られています。このような、野生祖先種から人為選抜により農作物が作り出される過程は進化の一形態であり特に栽培化と呼ばれます。この講演では、イネを題材に作物栽培化の歴史を遺伝学の視点から紹介します。
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ゲノム進化の根本「中立進化」を提唱した木村博士:斎藤 成也 名誉教授【遺伝研公開講演会2024】
Переглядів 28116 годин тому
チャールズ・ダーウィンが自然淘汰による進化というモデルを19世紀に唱えて以来、生物進化学の分野ではずっとこのモデルが支配的でした。これは形態などのデータを仮定していました。ところが遺伝子の物質的本体がDNAであることがわかった1950年代以降、急速に分子レベルでのデータが蓄積しました。それらの新しいデータを解析した結果、木村資生博士は大部分の進化が偶然によって左右されるという、中立進化論を1968年に提唱されました。現在ではこの理論が正しいことがゲノム配列を含む多くの分子データによって立証されています。
[講演1] 木村資生:科学•社会に与えたインパクト [講演2] 野生動物の進化の遺伝学:北野 潤 教授【遺伝研公開講演会2024】
Переглядів 14 тис.16 годин тому
野外で生物を観察すると実に多様な生き物がいます。これらの多様な生物がどうやって進化してきたのか、今後どのように進化していくのか、それを解き明かすのが進化生物学という分野です。現在の進化生物学の根幹となる理論的枠組みこそ、木村資生が確立した中立説、および、彼らが中心になって確立した集団遺伝学です。本講演では、最初に木村資生の業績およびそれを基に発展してきた進化生物学を概観したのち、私の研究室で行なっているトゲウオという魚を用いた進化研究の最前線を紹介します。
国立遺伝学研究所の紹介
Переглядів 1272 місяці тому
「すべての生命は遺伝情報が基盤となる」 遺伝情報とは生命の源であり、次世代へ受け継ぎながら変化していきます。この遺伝情報という切り口から生命の謎に挑戦するのが遺伝学です。遺伝研は、DNA複製、細胞機能、発生・分化、進化・多様性、ゲノム・生命情報などについて最先端の研究をおこなうと同時に、生命科学の新たな研究分野の開拓に挑戦しています。さらに、大学共同利用機関としてゲノム解読/生命情報データベース/バイオリソース/フェノタイプ研究推進事業を展開することで生命科学に関わる学術・産業コミュニティに遺伝学の先端的な共同利用・共同研究の場を提供しています。
細胞の運命の分岐点・非対称な細胞分裂@遺伝研一般公開2024
Переглядів 2207 місяців тому
細胞が分裂するとその娘細胞にゲノムDNAは等しく分配されますが、娘細胞は同じとは限りません。娘細胞が異なる性質・運命を持つことを非対称な分裂と呼びます。例えば私たちヒトの発生において、赤ちゃん(胚体)を作る細胞と、胎盤など胚体外の組織を作る細胞は非対称分裂の結果分かれます。また幹細胞は非対称に分裂して、幹細胞自身と分化した細胞に分かれます。どのようにして異なる娘細胞が作られるのか紹介します。
目は脳に何を伝えるか:米原 圭祐 教授【遺伝研公開講演会2023】
Переглядів 49011 місяців тому
目の中の網膜という神経組織が光を受け取り、神経情報のメッセージが脳に送られることで、私たちはものが見えたと感じます。そのメッセージの内容は何でしょうか?これを理解するために、私たちはネズミの目や脳を最先端の科学技術を用いて研究しています。謎を解くことで、失明の治療法の開発にもつながることが分かってきました。
DNA配列から生物の多様性を解き明かす:森 宙史 准教授【遺伝研公開講演会2023】
Переглядів 71011 місяців тому
生物の全遺伝情報(ゲノム)を解析することで生物の進化や多様性など多くのことがわかります。今日は、私が最近取り組んでいる、ゲノム配列を使って目に見えない微生物の多様性を明らかにする研究や既に絶滅してしまった動物の進化史を推定する研究について紹介します。
国立遺伝学研究所(総研大)大学院生募集_SV
Переглядів 1,4 тис.Рік тому
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動物家畜化を解き明かす:小出 剛 准教授【遺伝研公開講演会2022】
Переглядів 1,6 тис.Рік тому
動物家畜化はどのような変化により生じているのか、いまだに解明されていません。家畜化に関わる行動特性である従順性は、自ら人に近づく性質と人を避けなくなる性質に分けられます。私たちは、野生由来マウスから、人に自ら近づくマウス集団を作ることに成功しました。今日は、このマウスを使ってどのようなことが分かってきたのかお話しします。
DNA情報から見る動物の進化:工樂 樹洋 教授【遺伝研公開講演会2022】
Переглядів 1,4 тис.Рік тому
近年、さまざまな生物の全遺伝情報(ゲノムDNA配列)がさかんに読み取られています。そのおかげで、生物の系統関係だけでなく、多数ある遺伝子それぞれの存亡、そして、DNA情報を納めた染色体構成の変遷にも迫ることができるようになりました。サメやエイについて進めてきた独自の研究にも触れながら、動物の進化についての最新の知見を紹介します。
国立遺伝学研究所 桜の旅2022
Переглядів 2,6 тис.2 роки тому
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水に浮かぶお絵描きに挑戦!(ほとんど失敗編)
Переглядів 1872 роки тому
遺伝研広報室の主要メンバー、ゲノムシくんとの実験教室。今回は「水に浮かぶお絵描き」に挑戦したのですが、果たしてその結果は・・・。
私が遺伝研進学を決めたカギ:神部 飛雄 氏【遺伝研公開講演会2021】
Переглядів 4583 роки тому
私は、小さい頃からなりたい職業があり、大学3年生の夏まで就職を考えていました。しかし、現在、私は遺伝研に進学し、充実した学生生活を送っています。一体なぜ私は就職ではなく、遺伝研への進学に挑戦したのでしょうか。今回は私が遺伝研に進学を決めた経緯や決め手、実際に学生生活を送って感じたことをお話しします。
ゲノム進化と形態進化をどうつなげるか?:斎藤 成也 教授【遺伝研公開講演会2021】
Переглядів 3,1 тис.3 роки тому
真核生物のなかでも、動物と植物はすべて多細胞性であり、多様な形態を持っています。これらの形態は種特異的なので、それぞれの種のゲノム中に形態を決定する塩基配列があると考えられています。その鍵となる可能性があるCNS (進化的に保存された配列)の進化について、特に哺乳類のゲノム解析結果をお話しします。
生殖細胞の性分化 〜精子と卵子のわかれめ〜:相賀 裕美子 教授【遺伝研公開講演会2021】
Переглядів 2,2 тис.3 роки тому
すべての生物は次世代に遺伝子を伝える手段を持っています。我々ヒトを含めて多くの生物はオスとメスに性分化しそれぞれが精子と卵子という特殊な細胞を作り、これらの細胞が受精して次世代を生み出します。この講演ではこの胎児期に起こるビックイベントに焦点をあてて、精子と卵子がどのように性決定をうけるかをお話しします。
国立遺伝学研究所 桜の旅2021
Переглядів 4653 роки тому
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桜の開花を見てみよう
Переглядів 1853 роки тому
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レンジで簡単!桜の押し花の作り方
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遺伝研 オンライン大学院見学会
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The NIG Webinar: AID2 enables rapid target protein degradation in living mammalian cells and mice
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マイクロCTで見たアサガオ蕾
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総研大の紹介
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遺伝研との出会いとその魅力:西村 瑠佳 氏【遺伝研公開講演会2020】
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微細藻類で探る生命進化と社会実装:宮城島 進也 教授【遺伝研公開講演会2020】
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オープンデータが変える生物学:有田 正規 教授【遺伝研公開講演会2020】
Переглядів 8124 роки тому
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ヤポネシア人ゲノム研究のご紹介 斎藤成也 教授
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Movie abstract of the paper by Dr. Saitou: Analyses of capybara draft genome sequences
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桜さんぽ
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国立遺伝学研究所 桜の旅
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Active Avoidance Fear Conditioning of Zebrafish
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КОМЕНТАРІ

  • @JaniceSchahrer
    @JaniceSchahrer День тому

    素晴らしい分析、ありがとうございます! トピックとは関係ないのですが、ちょっと質問させてください: 私のOKXウォレットにはUSDTが含まれており、シードフレーズを持っています. (alarm fetch churn bridge exercise tape speak race clerk couch crater letter). Binanceに送る最良の方法は何ですか?

  • @植松京子
    @植松京子 Рік тому

    3:51

  • @spot465
    @spot465 2 роки тому

    1『核DNA解析でたどる 日本人の源流』【日本書紀】は天皇の正統な血族探求から編纂されています、通説の神話ではありません。倭の定義は現在の山東省、會稽は倭、現在の九州、朝鮮は【倭】、周時天下太平の時代康王(在位:前1020年 - 前996年)或言有益者,九鼎之語也。日本書紀の記述は正統な血脈天皇のルーツから始まります、太伯・虞仲の【虞仲】が始祖と定義しています。持統天皇までの万世一系が詳細に記述されています。魏志倭人伝⇒陳寿編纂⇒西暦189年、會稽から邪馬壹國以前に流移、邪馬壹國VS狗奴國との戦争、邪馬壹國自衛連合國の敗戦により狗奴國の強要で大規模な血族の国替えを強いられる。

  • @リコ蟹守
    @リコ蟹守 2 роки тому

    斎藤成也教授は、 アイヌ新法に関わる チュチェ思想の一員 アイヌを 北海道先住民族にする為の、一員💢 皆、気を付けて💢 騙されないように💢 北海道、沖縄県を 侵略されます💢 アイヌ新法には、 アイヌの為の予算が 〇〇億円ついて、 湯水の様に使える お金が、この人達に、 流れてます💢 卑怯者です‼️

  • @luciapb9778
    @luciapb9778 3 роки тому

    Es muy bello ver latir el corazón

  • @tibukinaga
    @tibukinaga 3 роки тому

    **どういう理由か分らないが、すでに調べた地域が日本海側が多く太平洋側が少ない。大阪、和歌山、奈良、三重など近畿の重要地域をなぜ真っ先に調べないのか。大阪には在日朝鮮人も多数住んでいるがその場合も考慮して江戸時代から日本に住んでいる者のDNAを調べればよい。周辺の島を調べるのは大切だが、その場合はかなり片寄った結果が出る可能性がある(この結果も重要)。とにかく、国の予算を使っての研究であるから、歴史的にも重要な場所をできるだけ早めに(多めに)やるべきであろう。

  • @takashitaka8977
    @takashitaka8977 3 роки тому

    内なる2重構造のうちのハプログループO1B2(O-M176) (Y染色体)が、先生の言う4400年前に出雲当たり?に来た人ではないか。朝鮮人にも多いので半島から日本に来たような説明が多いが、半島のO1B2は日本のO1B2の下位グループ、なら日本から半島に進出したと考えるほうが合理的だ。 3000年前に中国大陸から稲作を持ち込んだグループはO2(Y染色体)と思われるが、これも朝鮮半島から来てるのでなく半島と日本へは別ルートで来ているのではないか、例えば中国から日本へは四国あたりに上陸。半島から来ているとすれば九州福岡あたりがDNAが朝鮮人と一番近くなければいけないのだが、むしろ近畿と一番近いという説明ができない。

  • @urakusp
    @urakusp 3 роки тому

    渡来人と一括りにしているのが概念的に問題だろう。縄文人を起点に渡来を使っているようだが、縄文人も渡来である。また、弥生人は、紀元前1000年頃渡来したが、ヤマト朝廷の朝鮮の進出に伴い、多くの帰化人が渡来した。それは日本朝鮮併合に伴い、多くの在日が渡来したのと同じだ。弥生の渡来人と古墳時代の渡来人はどのように区別するのか。また、その手法はどういうものか。

  • @noriue5426
    @noriue5426 3 роки тому

    ヤポネシアという名称が、しっくり馴染みます。

  • @るーじゅ-h3k
    @るーじゅ-h3k 3 роки тому

    この完成品をラミネートしたら色は抜けませんか?

    • @NIGchannel
      @NIGchannel 3 роки тому

      試していないのでわかりませんが、形状の保護はできても、色抜けを防ぐ効果はあまり期待できないかもしれません。

  • @学術領域学研究所
    @学術領域学研究所 3 роки тому

    あれから(2014年から) 変わりましたか?

  • @kinchann11
    @kinchann11 3 роки тому

    言語学的考察は専門外ですか?

  • @kinchann11
    @kinchann11 3 роки тому

    サンプルの信頼性はどのくらいありますか?例えばn数とか。 純粋アイヌ人は現存していないはずですが。

  • @後衛-r6z
    @後衛-r6z 3 роки тому

    Es hermoso!!! 2

  • @rynieryarom4277
    @rynieryarom4277 5 років тому

    alot changed between day 9 and day 10. ???

  • @北村明-j2n
    @北村明-j2n 5 років тому

    m-RNA  が t-RNA  を遠くから引き付ける の引力は何ですか? 私はこの質問をしに2010年に三島の国立遺伝学研究所に行ったのですがその後どうなりましたか。お答えいただけますか? IM(意味の相互作用)ではないか、というのが私の考え方なのですがご検討されておりますでしょうか。 私への意見や質問は、 ua-cam.com/video/qKchRw60zgs/v-deo.html まで。

  • @北村明-j2n
    @北村明-j2n 5 років тому

    リボゾーム(r-RNA)がいつの間にか 花瓶 になってる。